「惨めな母親」からの脱却〜辛さを越えて


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本日2回目の投稿

過去の息子スイッチが入ったので、この際続きを綴る

息子の最初の結婚生活は5年で幕を閉じたわけだが、

お初さん(最初の結婚相手)を紹介された時から私の苦しみが始まった

六年間の学生生活を終えて、卒業を目の前に控え、

これからやっと親孝行してもらえると期待していた

事情を知る人が私に言った

「トンビに油揚げをさらわれるようだわね」

人の目にはこのように映るのか、、と、この言葉にも傷ついた

うちの息子は油揚げなんかじゃない!!とカチンときたけれど、

たしかに私は今まで息子にかけた愛情に対する見返りを期待していた

それが、息子に後足で砂をかけられたようで、

己が惨めで死んでしまいたかった

一体どこで子育てを誤ってしまったのだろうかと思い返してみてもわからない

私は息子が幼い頃は育児に専念し、学費がかかるようになると、

生活を切り詰めても息子の教材費のためには金を惜しまず出した

しかし、一方でそれがいけなかったのかとも思った

夫には「息子はいつか離れていくのだから、

そんなに息子に尽くすのはやめなさい」と注意を受けていた

涙も枯れ果てるほど泣き暮れたある日、ふっとつきものが落ちたように我に返った

風と共に去りぬのラストシーンで夫が去って行った後、

主人公スカーレットが「私にはタラがある」と行って立ち上がる

まさにあのようなイメージ

私は「これからは私の人生を生きよう」と思ったのだ

そのためには息子のことを忘れるくらい何か没頭することを見つけようと思った

しかし、私には仕事のほかこれといった趣味もない

息子の代わりに夫に愛情を向けることも出来そうにない

うちにはテレビもないのでYou Tubeでぼうっと動画をみていた

音楽を聞いていたとき、たまたまパイプオルガンの動画を見つけた

結婚前初めて夫の部屋を訪ねた時、

パイプオルガンのLPを聴いてその音の素晴らしさに感動して泣いたことがあった

久しぶりに聴いて観た

LPと違って演奏する様子がアップで映っている

圧倒された

そして、「よし!パイプオルガンをやってみよう!」と思った

きっとこの楽器が私のアタマから息子の存在を吹き飛ばしてくれると確信

私の脳細胞をフル回転しないととてもこんな楽器をモノにできないと思った

そしてその予感は的中!

私の新たな人生の旅が始まった


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