疲れも吹き飛ぶ出来事

今日苦学生と会った

先月、私が体調を崩す前に戸建てを売ってマンションに転居する友人から、

もう着なくなった衣類をなにかに役立てて欲しいと、

４５Lのポリ袋に4つ頂いた

体調が悪くてしばらく手つかずで保管していたが、

先日開けてみるとまだまだきられる30代〜50代向けのハイブランドの服が、

丁寧に畳んで入っていた

サイズも7号から11号まで様々

そこで、サイズやデザイン別に分類

普段着よりもスーツやお出かけ服が多かった

仕分けして一番困ったのは7号サイズの服である

ガレージセールをして売上金を寄付するにしても、

私の周りで7号サイズの知り合いはいない

サイズが大きければお直しをして着ることも出来るけれど、、、と、

残念な気持ちでいた

今日経済的に苦労して学びを続けている女性に会った時、

その服のことが思い出され、服を見てみないかと聞いてみると、

寒くなってきたのでなにか衣類を、、と思っていたとのこと

さっそく保管場所に一緒に行き、試着を始めるとどれも身体にピッタリでお似合い

本人もとても喜んでいたのでそのままプレゼントした

誰かが不要になった服を他の人がそのまま着用してくれるのが一番うれしい

特にスーツなどは解いてなにかに作り直すのは難しいし、

安物の服ならウエスなどに切って使うことも躊躇なくできるけれど、

高品質な服ほど捨てるには忍びない

彼女は私の息子と同い年

経済的に大変なので服一枚買うのも大変だと言っていた

私も食べることで精一杯で、

服を買う余裕もなかったときのことを思い出した

その時同じように服を譲ってもらってどんなに助かったことか

「なにかに役立てて」と言われて預かった服

こんな形で橋渡しができて私自身もすがすがしい気持ち

今日もとても忙しい一日だったが、

彼女の笑顔を見たら疲れも吹っ飛んだ