虚脱感から一歩踏み出す


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昨日の夕ごはん

牛しゃぶ、
ぶどう豆

六穀米入りご飯

昨日は仕事でエネルギーを使い果たしたので、
鍋料理にした

大きな仕事を終え、力が抜ける

11月に入って息子の結婚式と初めての仕事というヤマをふたつ抱えていたが、

それも無事に終了した

結婚式を終えて空路家に向かっている時、

これからまた新たな一歩を踏み出せるのだろうかという不安が頭をよぎった

息子の結婚式を子育て卒業式と思っていたけれど、

卒業後向かう先がしっかり定まっていない状態

息子の1度目の結婚の時は「オルガンを弾けるようになる」という目標が心に与えられた

おかげでオルガンはうまいかどうかはともかく、中級程度まですすむことができた

しかし、今回はなにか新しいことに挑戦する目標がない

引き続きオルガンに集中すれば良いが、

七年やっていると自分のペースができて、

当初のような切羽詰まった燃えるような情熱ではなく、

練習することが生活の一部になり、何もかも忘れて、、という状態にはならない

先月、カウンセリングのセミナーに参加した時、

人格障害をテーマにした話しのなかで講師がある女性の話しをした

その女性は見た目ごく普通に見えるのだけれど、

心に大きな不安を抱えている女性であった

彼女はそのことを、

「私の背後には闇が広がっていて、大きく深い沼があり、

時折その沼に飲み込まれるような恐怖を感じる」と表現したそうである

その話しを聞いた時、

私がずっと感じていた漠然とした不安を的確に言い表していると感じた

私の場合不気味な沼は大きな試練にあっている時迫ってくるが、

今回は試練ではなく人生の転機である

こちらに戻って数日後、

私は結婚式で息子から記念品としてもらった写真立てに写真を入れた

その写真立ては両開きになっていて、

一面はポプリが入れられたケースになっており、

そのガラスの表面には息子の誕生から結婚式までの日にちが記されている

対になったもう一面は写真が収まる作りになっていたので、

結婚式に息子と私たち夫婦の3人で撮った写真を入れてオルガンの側に置いた

しかし、それをみるたびに心が暗くなる

黒留袖が喪服のように映り、私の遺影のようにも見えてくるのだ

「もう、アナタの仕事は終わりました

さようなら」と言われているようで悲しかった

耐えられないので翌日しかめ顔をしている孫の大写しの写真に入れ替えた

すると「ばあば、しっかりせんかい!」と孫に叱られているようで、

オルガンにも集中できるようになった(笑)

しかし、その不気味な沼の存在がなくなったわけではない

もう一生この沼と付き合っていくしかないと諦めの気持ちでいたが、、、、

30年ぶりに再会した女性の姿に感動

先日30年ぶりに知り合いの女性と再会して私はこころを洗われる経験をした

当時30代後半だったその女性はごく普通の主婦で、

会った時はいつもご主人や子供の愚痴を言っていた

それが30年後、、、、

彼女は感謝に満ち溢れ、穏やかな表情の優しい女性になっていた

彼女と話していて気がついたのは、

どんな小さなことでも、それがあたりまえではないと受け止めていたことである

これほどまでに謙遜になられたということは、この30年、

多くの試練の中を通り、

その度ごとにご自分の心に真摯に向き合ってこられたのだろう

彼女に接しながら、私は私が抱えている沼の存在の恐怖が薄らぐのを感じた

私の心の深いやみの中にも光が輝いている

「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった」(新約聖書ヨハネ1:5)

と聖書に書いてあったのを思いだした

昨日から新たな週が始まった

子育てに代わる新たな「生きがい」は何なのか

残された人生は、そのことに向き合っていきたいと思う

今日、久しぶりに庭の手入れをしたら、この寒さにも負けず

「マーガレットストロベリーホイップ」が鮮やかな花を咲かせていた


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