結婚35年、ここへきてお恥ずかしい話しですが・・・


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昨日の夕ごはん

牛肉ときゅうりの中華炒め、もずくとかに風味かまぼこの酢の物、

ほうれん草の胡麻和え、大根と揚げの味噌汁、九穀米入りご飯、マスカット

昨日は終日外出

夫が味噌汁作りと中華炒めの助手をしてくれて助かった

夫の休日に夕ごはん作りを指南するようになってから、

夫がお腹が減っている時、台所に来て手伝ってくれるようになった

何気ない夫の言葉に驚く

ホームベーカリーを購入して毎朝食べるパンを自宅で焼くようになって10年以上経つ

私は寝坊助なので、いつも夫より遅れて起床

なので、夫は毎朝自分でティーポットに紅茶を入れて、

保存食として作ってある野菜マリネを出し、

自家製パンを焼いてピーナッツバターで食べている

遅れて起きた私の気が向けば、

ベーコンエッグなど作るときもあるけれど、

365日ほぼ同じ献立で朝食

数日前、私が自分の朝食を準備している時、

いつも食べる食パンの側面がカットされて、

真ん中の部分だけが残されていることに気がついたので、

傍らの夫に「あなた、わざわざパンの端を食べているの?」と聞いた

夫は新聞を読んでいたiPadから目を離し、私を見てこういった

「お雪ちゃん、今、やっと気づいてくれたのかい

わたしはお雪ちゃんが硬いパンの端を食べるのが嫌だと思って、

今までずっとパンの端をカットして食べていたんだよ」

驚いた

私は即座に「まぁ!私も端を食べるから、気にしないで」と返すと、

「いや、いいんだ

パンの真ん中を食べると、何か落ち着かない

わたしはお雪ちゃんより良いものを食べると、なんだか気持ちが落ち着かないんだ」

と「落ちつかない」という言葉を連発し、

困った表情になった

そういえば、結婚してからいつも前日炊いて残ったご飯は夫が食べて、

私が炊きたてを食べている

いつだったか、私が冷ご飯を食べようとしたら、

「いいよ、わたしが食べるから」と言ったので、

それ以来、夫が残りご飯を食べるのが当たり前になった

最近、今まで意識することもなかった夫の何気ない行動が心に留まる

夫と結婚して、ほんとうに色々苦労した

夫はお金儲けに全く関心がないニンゲン

そのくせ、モノにはこだわるところがあるので、

結婚してからおカネのやりくりにとても苦労した

生まれ変わったとして、もう一度夫と結婚するかと問われれば、

「する」と即答できないと思っていた

しかし、

今まで気づかなかった夫の優しさを知って、

そんな自分が恥ずかしくなった

「パンの端を食べなければ落ちつかない」と言った夫の言葉が気にかかる

「あなたと結婚して、私はこんなに苦労をした」という私の無言の圧力が、

夫を卑屈にしてしまったのだろうか

そうであったら、私は夫に謝らねばならない

「これからは、私もパンの端を食べるから、

あなたも真ん中を食べてください」と伝えると、

「いいよ、私はもうこれがあたりまえになったから」と笑顔で答えた夫

神さま、ごめんなさい

私には過ぎた夫でした

今になってやっとわかりました

と一日の終わりに感謝のお祈り

夫の優しさに気づかない愚かな自分が恥ずかしい

夫に無言の圧力をかけていたことも、、、、、

還暦を前に自分の未熟な一面を知った

ショックだったけれど、気がついてよかった


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