「夫が遺した言葉」に涙する妻


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昨日の夕ごはん

王将餃子(冷凍食品)、長芋とじゃこの炒めもの、

ぬか漬け、豆腐とわかめの味噌汁、麦入りご飯

昨日は仕事で帰宅が遅くなったので、買い置きの冷凍餃子で済ませた

少し焦がしてしまったけれど、夫は美味しい美味しいと言って食べていた

果物の買い置きもあるのに、皮をむいて出す余裕がない

腐る前に食べてしまわねば、、、、

あれから夫との仲は・・・

今週は夫と久しぶりに激しいバトル

それまで寝室のベッドはシングルを2つくっつけて寝ていたが、

あの日以来部屋の両端に離したまま、、、

寝室は10帖あるので、半分にしても5帖

ベッドの他は互いにナイトテーブルがあるだけなので、

部屋の中心が空いているほうが広々している

あの翌日私たちはいつものように夕ごはんを共にして、

前日のやり取りがなかったかのように過ごした

夫も反省しているようなので、

私もそれ以上ごねるのは止めた

私達も年老いて、明日どうなるかわからない

ケンカしたまま永遠の別れとなったら、

情けない気持ちになる

私はNHKアーカイブスのあの人に会いたいという番組を時々チェックしている

ケンカした後、沢村貞子さんの番組を見た

駆け落ち同然に結婚したご主人が亡くなった後、

遺品の中から夫が密かに書いていた原稿が見つかった

それには「こんな楽しい老後があるとは思わなかった

やさしくて頭のいい貞子のおかげだ

僕はしあわせだった」と書いてあったそうである

その話しをしたあと、貞子さんは涙を拭いながら、

「私は若い頃から一生懸命、

働く人が幸せになるようにっていう運動にね、

自分がなにかできるんじゃないかと思って一生懸命やったけど、

何もできなかった

誰も幸せになんかできなかった

でも、一人だけ幸せに出来たわけよね」としみじみおっしゃった

貞子さんの言葉は私の胸に深く響いた

私も毎日他所様のためと思い自分なりにボラ活動に励んでいる

しかしそれは誰かを幸せにするためではなく、

すべて私の自己満足のためにやっていると感じていた

私も私のたった一人の家族に「幸せだった」という人生を送ってもらいたい

そしてそれができるのは、私しかいない

貞子さんのように、頭も悪く優しくもない私ができるのは、

相手を許すことだけである

それで夫の失言を許すことにした

ベッドは離れたままだが、

夫はそのことに特段不便を感じていないようなので、

気分転換に模様替えをしたまま過ごそうと思う

ベッドの間隔と愛情とは関係ないと判断して(笑)

本当に言葉は人を生かしも殺しもする

貞子さんのご主人の遺した言葉は、

一人遺された貞子さんを温かく包み込んだ

私もそのような夫婦関係を築けるよう祈っていきたい

許し許されたことを感謝する関係

これが私の目指す夫婦の姿だ


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