「いのち」に対して身を委ねる生き方


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昨日の夕ごはん

ホッケの一夜干し、ひじきの炒め煮、とろろと納豆、

キャベツ大根人参の味噌汁、麦入りご飯

たっぷりすりおろしたとろろと納豆に醤油を垂らして食べたら、

とても美味しかった

夫、大腸ポリープの結果

夕方、私が外出から戻ると夫は玄関前にバッグを置いたまま、

自転車の整備をしていた

玄関の鍵を開け、

夫が入ってくるのを待っていたが、なかなか戻らない

見ると、メンテをしては家の周り一周を繰り返している

ほんとうに楽しそう、、、

やっと戻ってきたので、

私は自転車屋さんに行って新しい自転車をいろいろ見てきたと話し始めた

一通り話し終わり、夕ごはんの支度を始めると、

「ちょっと話しがあるんだけどいいかい?」とおもむろに言った

「今日、胃腸科へ行ってポリープの結果を聞いてきたんだけど、

ハイグレードだった」

「ハイグレード、、、がんってこと?」

うなずいた

「ええ〜〜っ!なんでその話しをすぐにしないの!?

大事な話しじゃないの!」と咎めると、

「だって、きみが話してたし、がんは今回も取りきったので、

次回は一年後って言われたんだ」と悪びれもせず言った

がんと言われたのに、

なぜあんな楽しそうな表情なのか

たった一年でまたガンが出来ていたというのに、、、

そこで、今日になってなぜ落ち込まないのか聞いてみた

すると、

と言った

そして、

「人のいのちというものは、ニンゲンのちからの及ばないことだから」

と続けた

ここで、私がテレサ・テンのような美声の持ち主だったなら、

「時の流れに身をまかせ〜」と、サビの部分を高らかに歌ったであろう

ともかく、

がん体質だということははっきりしたので、

これから毎月大腸検査を受けたら、、と勧めると、

「そっちのほうが早死する」と返ってきた

夫を見ていると、まさに「あした死んでもいい生き方」をしていると思う

職場から帰宅して少しでも時間があると、

すぐに趣味の楽しみに浸っている

職場でも嫌な事不快なことはあるだろうに、

そういうことは意識して思い出さないようにしているようにさえみえる

もし私だったら、きっとひどく落ち込んでうつ状態になっていると思うので、

夫の性格にはある意味、感謝している

ほんとうに夫の言う通り、

こういうことは悩んでどうなるものでもない

がんでいのちを取られることはなくても、

母のように事故で突然亡くなる人もいる

あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。

(新約聖書マタイの福音書 6:34)

聖書にこのような言葉があるけれど、

まだ起きてもいないことを想像して、苦しい気持ちで過ごすのではなく、

今までもこうして生きることができたのだからと、

前を向いて生きていきたいと思う

夫の話しを聞く前は、

どんな自転車を買おうかと悩んでいたけれど、

自分の悩みがひどく小さな悩みに感じられた

夫の身体に関しても心配ではあるけれど、

私と夫、

互いの限りある人生を充実したものとしていきたいと願う

何事も後悔なきよう取り組みたい


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