「ここで生きていく」という覚悟と幸せ/友人からうなぎの差し入れ


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今日の夕ごはん

土用の丑の日ということで、

親しい友人からうなぎの差し入れ

うな丼、きゅうりとしらすの三杯酢、ちくわとししとうしいたけの甘辛いため、

モロッコいんげんとトマトのサラダ、

大根玉ねぎわかめの味噌汁

久しぶりのうなぎは美味しかった(•ө•)♡

「ここで生きていく」という覚悟と幸せ

今日は友人とzoomでミーティング

暑い暑いと言っている間にお盆のシーズンがやってくる

中国地方の旧家出身のAさん

80代のお母様が彼の地で一人暮らしをしていたが、

数年前に実家を処分して娘さん一家の住む当地に転居

こちらのマンションを借りて一人暮らしをしている

そのお母様の現役時代は、

お盆になるとご主人のきょうだい一家4組が帰省

多い時には一度に四五十人の来客のお世話をしていたという

昔の女性は本当によく辛抱して頑張ったという話になった

今の時代は都会に住む人でそんな大きな家に住む人は稀

それに働く主婦が増えて、世話もできない

大勢の親戚のお世話は母の代で終わりとなった

都会のマンションに暮らす別の友人は今娘さんが出産で里帰りしているけれど、

お婿さんが来ると泊まる部屋がないので、

民泊を借りて対応したと言っていた

都会ではお客さまには、

ホテルなどに泊まってもらうことが普通になりつつある

考えてみると私も息子宅を訪問したときには、

当たり前のようにビジネスホテルに泊まったけれど、

昔は親が来たら狭いアパートの居間に布団を敷いて寝ていたように思う

贅沢な時代になったものだ

昨夜、夫がNHKで放映された日本映像の20世紀という番組を見ていた

北海道の開拓の歴史を映像で辿った番組だったが、

その後編の最後で、30代後半くらいの酪農農家の女性が、

「親の代に苦労して始めた酪農を、

どんなに苦しくても親が生きている間は続けていきたい」と言ったあとで、

夫が働き、子供らがいる様子を見るだけで幸せだと感じると、

しみじみ言った姿が私の胸を打った

娘さんの親の苦労に報いたいという思い

そして、苦しいけれど汗を流して生活の糧を得ることに、

感謝と誇りを持っている

化粧もせず、おしゃれをして出かけることもない、

毎日毎日生きることに精一杯の人生である

けれども、彼女はどんなことがあってもここで生きていくという強い覚悟を持って生きている

そうして、幸せだとはにかみながら微笑む姿を見て、

果たして今の時代の人は本当に幸せなのかと考えた

24時間いつでも食べ物が手に入る

お金さえ払えばプロが何でもしてくれる

暑ければクーラーがある

一方で、そんな生活をしながら幸せを感じる機会がめっきり減った

人の心から感謝な思いが消えつつあるようなこの時代

家族が生きていくために助け合って生活する時代が、

ある意味羨ましかった

私たちも今後息子家族と共に生活することはないだろうと思う

なので、せめて夫とはこの開拓家族のように、

今の生活の中にある喜びを見つけ、それに感謝する生活がしたいと我が身を振り返った


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