「別れた夫の遺骨」を引き受けた元妻


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今日の夕ごはん

鶏の唐揚げ、ポテトサラダ、切り干し大根の煮物、

ニラと卵の味噌汁、雑穀米入りご飯

お弁当用に多めに鶏の唐揚げや切り干し大根の煮物を作った

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別れた夫の遺骨を引き受けた元妻

先日、夜遅く70代の知り合いの女性から、

取り乱した様子で電話がきた

何事かと話を聞くと・・・

もう20年も前に離婚した夫の妹から元夫が亡くなったと知らせがきた

最期はその義妹が看取ったが、

義妹から「私はもうこれ以上兄に関わりたくない!

遺骨を置いておくのも嫌だから、遺骨は子どもが引き取って」と言われたという

義妹は既婚歴なしでひとり暮らしをしている

元妻である女性にしてみれば、元夫は既に他人

しかし、子どもとは親子の関係である

義妹は一刻も早く引き取ってというけれど、

子どもは既に他家に嫁ぎ家庭を持っている

今更、父親の遺骨を引き取ってと言うのもはばかられる

そもそも、離婚に関しては子どもは一切責任がない

むしろ、離婚したことで子どもには不憫ふびんな思いをさせてしまった

この後に及んで、更に迷惑をかけるわけにはいかない

もともと元夫とは嫌いで別れたわけではない

事業に失敗したのがもとで、元夫の生活が乱れ、

離婚しなくてはならない状況になったから別れたのだ・・・と、

ここまで彼女は一気に話した

彼女は子どもに代わって自分が遺骨を引き取ることにしたが、

その遺骨を将来どこに納骨したら良いか相談に乗って欲しいという

彼女も子が結婚後からひとり暮らし

精神面で弱さを抱えている時に元夫の遺骨の問題を聞き、

混乱して相談先を探した様子

その時は、落ち着いてもう少し時間をかけて考えることを勧め電話を切った

彼女自身、義妹の激しい物言いに追い詰められ、

パニックになったようだが、

結局その後、子どもに打ち明け、

相談した結果、時間をかけて納骨先を考えることになった

離婚が増えている現代

こういう問題はこれからどんどん増えていくと思う

離婚後、元夫が再婚して家庭を築いていれば、

元妻が関わることもないのだろうが、

その後も互いにひとりでいると、

子どもがいる場合は特にすっぱり縁が切れないようだ

彼女のように子どもへの負い目から、

子どもに負担がかからぬよう自分が関わるケースもある

私ならどうするかと考えたが、

やはり子どもにとっては父親なのだから、

子どものためにも遺骨を引き取るだろう

そして、子どもが墓を建てる余裕がないなら、

共同墓地に納骨するだろう

たとえ、子どもと父親が疎遠なままの関係で終わったとしても、

子は父親がいてこそ、この世に誕生したのだ

たとえ、妻として元夫に対して苦々しい思いが残っていたとしても、

自分というニンゲンにその人を通して子が与えられたことに感謝して、

墓へ納めたいと願う

元夫であったこの男性

どんな事情があったにせよ、

亡くなっても骨の引き取りを親族から拒まれるとは、

本人にとっても辛い人生だったと思う

今や孤の時代

離婚も増えているし、

結婚しない人も増えている

人とのつながりが希薄になっているので、

亡くなった後、遺骨の引き取り手がないケースが増えるだろう

残念なことではあるけれど、

そういう問題について、

専門に対応する場所が求められる時代になったと感じた


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