夫の一言で涙!まだ悲しみが癒えていないことを知る/動物を飼うということ


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今日の夕ごはん

とんかつと野菜盛り合わせ、ひじきの煮物、じゃがいも(とうや)とわかめの味噌汁

金時豆

久しぶりに豚肉の白身をカットしてとんかつを揚げた

夫の一言で涙!まだ悲しみが癒えていないことを知る

11月は私の誕生月でもあるけれど、

私が飼っていた猫の亡くなった月でもある

先日、夫が

夫

あれ!今月は猫が亡くなった月だよね?

と言って私を見、

傍らにあった猫の写真を窓際に置いた

この猫の視線の向こうには緑の公園が広がっている

猫はこのようにして、いつも外を眺めていた

その姿を思い浮かべたとたん・・・

涙がとめどなく両頬を伝った

その直前まで、

夫と全く別の話題で笑っていた

それなのに、

一瞬にして猫を失った悲しみに襲われるとは・・

夫は慌てて写真を棚に置き、伏せた

猫を看取って一年

この間、

私は猫の温もりを求め、

何度も動物愛護センターのHPをチェックしたり、

動物保護施設のサイトを見たりした

猫はどの猫も愛らしい

今5歳くらいの成猫なら、

なんとか終生飼い続けることができるのではないか、と考えた

静まって目をつぶり、猫と過ごした日々の記憶をたどる

うちの猫は17歳で亡くなったが、

14歳の時にてんかんを発症

それまでは旅行の時、ペットシッターさんに来てもらい、

世話をしてもらっていたが、

それからの三年間は、猫が心配で旅行も日帰りかせいぜい一泊となった

息子が結婚することになり、

お嫁ちゃんの両親との顔合わせのときも、

飛行機で東京日帰りだった

息子の結婚式の時は、さすがに日帰りは難しく、

親しい友人夫婦に世話を頼んで二泊したが、

息子の結婚式の間も猫は大丈夫かと頭から離れなかった

動物を飼うということ

幸い、私たちの留守中に猫がてんかんの発作で亡くなるという事態は免れたが、

やはり、生き物を飼うということは、大きな責任を伴う

私たちも将来どのような生活になるのか、

全くわからない

もし、夫の介護と猫の介護が重なったら、

私ひとりで対処できるのか・・・

その逆もしたり

特に猫が亡くなる最後の3日間は、

苦しむ猫の姿を前に、

迫りくる別れを思い私たちも非常に苦しい時を過ごした

それまで、私は飼っていた動物を看取るという経験はなかった

あの辛さを思うと、

また新たに猫を飼うことを諦めざるを得ない

経済面でもそうだ

猫に十分な治療を受けさせる財力が残っているのか、

残っていても、病院に連れていく力があるのか

もし、自分が先に亡くなる状況になったら、

誰かに猫を託すことができるのか

それらのことを総合して考えると、「もう飼えない」という結論に至る

私はこの猫を飼う時、

「私にとって最後の猫」と自らに言い聞かせて飼った

なので、やはり次の猫はない

私のマチの愛護団体のサイトを見ていたら、

高齢者が「預かり」という形で猫の世話をするシステムがあった

飼いたい猫は自分で選べないが、

団体が指定した猫を預かり一緒に生活する

猫は万が一世話が出来なくなったら団体に戻すことができる

保護団体も世話をする人がいれば、それだけ多くの猫を保護できるので、

猫を飼いたい高齢者にとっても、団体にとってもメリットがあるだろう

しかし、このようなシステムがあるにせよ、

やはり猫は本来、飼う人が責任を持って避妊去勢をして飼育するものだ

そうすれば不幸な猫も減っていく

うちの猫はブリーダーになろうとした男性が入院し、

動物病院に保護された猫だった

里親募集で私が出会い、以来家族となったが、

もし、その男性が病に倒れなかったら、

うちの猫は子猫を生み続け、身体がボロボロになっていたと思う

そのような出会いで家族になった猫だったが、

猫は息子と別れ、仕事にも疲れた私を慰めてくれた

猫を失った悲しみは一生癒えないかもしれなけれど、

猫との幸せな時間を過ごすことができたことを心から感謝している

在りし日の愛猫


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