ZOOMで結婚式に出席して思う「結婚」/64年前の小説を図書館から借りた


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今日の夕ごはん

豚まん、鶏汁

友人から551蓬莱の豚まんを頂いた

レンジで蒸した後、フライパンにごま油を引き、豚まんの下に焦げ目を入れ、

ポン酢と辛子で食べると美味しいと教えてもらった

友人は大阪で出来たてを食べたら、この上もなく美味しかったと言っていた

私もいつか大阪に行ったら、蓬莱の豚まん出来たてを食べてみたい

ZOOMで結婚式に出席して思う「結婚」

昨日、関東方面で行われる教え子の結婚式にZOOMで参加

結婚式にZOOMで出席するのは初めてのこと

遠く離れているのに、

彼女の花嫁姿をリアルタイムで観ることができる時代になるとは、

夢のよう・・

学生時代、学びがキツくて精神的に追い詰められていた時の彼女を思い出し、

今幸せそうに微笑んでいる様子を見て、

嬉しくて涙が溢れた

彼女ほど私を慕ってくれた教え子はいない

卒業してからも、自転車で突然我が家を訪問

あの日もとても驚いたが、嬉しかった

ありあわせの材料で昼ごはんを作り一緒に食べた

そんな日々を昨日の日のように思い出し、

遠く離れた地へと嫁いでいったことが、

なんとも寂しくも感じられた

彼女と花婿はコロナ禍になってから知り合った

三十路を過ぎて結婚を夢見た彼女は、知り合いのつてで彼と知り合い、

フェイスタイムで親交を深め結婚を決めたと聞いた時、

私は不安を覚えた

一生添い遂げる相手を何回か会っただけで決めて良いのか

私には到底考えられないことだった

しかし、このコロナ禍にあって、

遠距離恋愛となった二人はネットを通して親交を深めるしか道はない

不安な心を抱いたまま結婚式に参加した私だが、

結婚式の誓いの時、感激の涙にむせぶ花婿の様子を見て、

心から祝福する気持ちになった

結婚式は某教会で執り行われた

途中「洗足式」があり、新郎新婦が交代で互いの足を洗った

キリスト教の結婚式には何度も出席したけれど、

「洗足式」を行ったのを見たのは初めての経験だった

二人が椅子に座り靴下を脱いで互いの足を洗う姿が新鮮で、

結婚とは互いに仕え合う姿を実際の行動で目にすることで、

自分の結婚生活を振り返る機会となった

昨日「蜻蛉日記」を読み終えたが、

千年前の結婚生活を通して自分の人生を綴った通綱の母の日記を通し、

夫とすれ違ったまま結婚生活を終えた女の一生から、

私自身の人生も重ね合わせて考える機会を与えられた

昨日結婚した教え子も、これから新たな結婚生活が始まる

「結婚なんかしなければ良かった」と思う時もあるだろうが、

他人と人生をともに歩むことによって、

自分というものを深く知る機会となるだろう

子が生まれたら、また子によって喜び悲しみを与えられる

結婚によって、今まで経験しなかった彩りが与えられるだろう

富んでいるときも病めるときも、

互いに助け合って生きて欲しい

結婚式の画面を見ながら、そのように私自身もみずからに言い聞かせた

64年前の小説を図書館から借りた

手持ちの昭和33年の「婦人之友」を見ていたら、

室生犀星の「かげろうの日記遺文」の連載を見つけた

表紙絵:仲田好江

12回連載だが、残念ながら第一回目の載っている雑誌を持っていなかったので、

図書館から借りた

すると、昨日聞いたNHK【古典講読】の島内教授もこの小説を勧めていたので、

この偶然に胸が高なった

この小説は通綱の母の恋敵である町の小路の女に焦点を当てているというので、

非常に興味がある

田山花袋も源氏物語よりも蜻蛉日記のほうを高く評価していたらしい

(田山花袋「長編小説の研究」より)

私も源氏物語を同時に読んでいるけれど、

蜻蛉日記のほうが著者の思いが心に迫ってくる

室生犀星の視点からみた「かげろう日記」も非常に興味深い

婦人之友昭和33年(1958年)11月号に、

私が現在読んでいる源氏物語の訳者円地文子氏の写真が載っていた

源氏物語の現代語訳に着手したのが1967年夏からというので、

当時親交があった瀬戸内晴美さんのお話では、

この部屋で訳されたのではないようだ

53歳当時の円地氏

傍らの犬の姿がなんとも愛らしく微笑ましい


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