夫婦、互いのくびきを負う関係


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今日の夕ごはん

銀鱈のみりん干し、新玉ねぎのサラダ、茄子とピーマンの味噌炒め、

かぼちゃと揚げの味噌汁

銀鱈を買った

帰宅して原産国を見たらドイツ!

ドイツの魚を初めて食することになった(^^)

今日の買い物

今日も好天に恵まれたので、

空き時間を見つけて今日も1万歩歩いた

途中、激安スーパーで買い物

お菓子はどれも100円(税抜)だった

コーヒー豆は夫のオフィス用一袋400gで540円

夫婦、互いのくびきを負う関係

私と夫の知り合いで、

昨年の秋に二番目の奥様を亡くされた方がいる

先の奥様も二番目の奥様も共に癌で亡くなった

先の奥様が亡くなり呆然としている男性だったが、

それから何年かして周りの友人らが彼の状態を気遣い、

二番目の奥様を彼に紹介

ほどなく二人は結婚

二番目の奥様は初婚で、

ともに中年を過ぎてからの結婚なので、二人の間に子はなかったが、

再婚してからの彼はすぐに元気を取り戻した

特に二番目の奥様は仕事でも彼の秘書のような働きをしていたので、

いつも一緒にいる姿を目にした

そんなときの男性からは幸せそうな様子が十分周りの人にも伝わった

なので、

その奥様も癌に罹患して、余命宣告を受けたと聞いた時は、

こんな酷いことがあっていいのかと思った

その彼と昨日久しぶりに会い、近況を聞いた

今の状態は、片腕をもがれたどころか、

自分のすべてを失った状態

桜を見てもそこに妻がいないことを思い苦しくなる

生きる力が全く湧いてこないと言っていた

それでも、今は仕事に集中することで、

なんとか時間の流れに身を任せている状態のようだ

人生の伴侶を亡くした苦しみとはどんなものか

彼の話しを聞きながら、私は自分の夫婦関係を考えた

ゴールデンウィークの間、

私はまるで落とし穴にはまったような時間を過ごした

なぜ私の精神状態が急激に悪化したのか

そのひとつの理由として、

夫の精神状態の落ち込みが私に敏感に影響したと思う

夫は年に何回か鬱的になる

それこそ穴蔵にひとりこもっているような状態になり、

なんともいえない嫌な空気が周りに流れる

夫もそのような状態になることを自覚していて、

そのことに関して今日初めて私に話した

夫の父親は戦争で健康や未来を奪われた

戦争さえなかったら自分の人生は非常に恵まれたものとなっていた

それがすべて失って、

心の中は恨みつらみでいっぱい

毎晩酒を飲んでは自分のそんな人生を呪っていた

そして、自分の息子に自分が果たせなかった夢を託した

しかし、夫は父親の人生ではなく、自分の人生を生きたかった

それで、自分の家からできるだけ遠くの大学に進学

そのまま二度と実家に戻ることはなかった

私から見ていても、夫と父親との関係は歪んでいた

父親が亡くなってもう30年近く経つが、

夫はそんな父親との関係に向き合う中で、

今度は自分自身の中にある父親と同じような性質に苦しんでいるようだ

夫婦とは不思議なもので、

互いの精神状態が強く影響する

こんな時、互いの弱さを補い合う関係でいたいと願う

ところが、今回は私のほうが先に落ちてしまった

二人の妻を亡くした男性の話しを聞きながら、

夫婦とはこんなにも強く結び合うものなのだと感じた

では、私達夫婦はこれからどうしたら良いのか

今回私は比較的早く回復した

理由は外に出て歩くことで心身ともに鍛えたこともあるが、

同時に夫に自分の心のうちにあるものすべてを話したこともある

夫は私を通して自分の状態を客観的に見ることになり、

結果として空気を換えるきっかけになった

今回の試練を通して、

夫婦とはこんなにも互いに影響を与える関係だということを改めて感じた

そして同時にこの年になっても、

亡くなった親の心の影響も受けるものだということも。。。。

しかし、神によって夫婦として結び合わされた私たちだ

そこには苦しみばかりではない、喜びも確かにある

今回夫はおのれの内にある苦しみを明かしてくれた

私はできることなら、そのくびきを共に負うものとなりたい


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