62歳、何が楽しい／友人からの誕生日プレゼント

今日の夕ごはん

稲荷寿司、さわら酒粕漬け、けんちん煮、

きのことほうれん草の味噌汁、レッドゴールド

今日は私の誕生日

自分で準備した誕生日料理は私が好きなものばかり

稲荷寿司は調理済みの揚げを買って手抜き

62歳、何が楽しい

朝起きた夫に挨拶すると、

開口一番

と言ったのを聞いて、今日が誕生日だと気がついた

62歳にもなると、誕生日が恨めしい

若い時は誕生日が来ると、

あれもしたい、これもしたいと希望が湧いて嬉しかった

いや、少なくとも昨年まではこんなに暗い気持ちでは無かった・・・

今年は正月明けに孫に会いに行く予定が、

コロナ急拡大で飛行機をキャンセル

夏に夫が出張帰りに孫に対面したが、

帰宅して2週間経って帯状疱疹に感染

そして顔面神経麻痺

それからは夫婦で苦しい日々が続いた

そして、私は学校での仕事を辞める決心

その後、友人、知人の訃報や重篤の知らせが続き今日に至る

今年こそ3年ぶりに3歳になった初孫や、

間も無く1歳になる弟孫に会えるかと期待していたけれど、

連日のように仕事関係でコロナに感染したという知らせ

その対応で仕事は忙しくなるばかり

そして、自分達もいつ感染するかわからない

今年孫らに会うことは叶わないだろう

高齢者施設に入所している友人は、

外出さえままならず辛い日々を送っている

それに比べたら、自由に外出でき、夫とも生活できるのだから、

不満を言っては申し訳ないと思う

けれども、62歳を迎えても、

何も楽しくない

友人からの誕生日プレゼント

祝日の今日も夫は出勤した

そんな午後、

ひとりでラジオ「昼のいこい」を聴いていたら、

遠方の友人からプレゼントが届いた

お礼を兼ねて連絡を取り、近況のやり取り

遠くに見える富士山が美しい！

もし、コロナ禍でなかったら、

彼女とも会うことができると思う

彼女は私より15歳年上

先日会った親友は17歳年上

親友は脳梗塞で視野障害を発症して、

もう一人では外出できない身となった

プレゼントを送ってくれた友人が当地に住んでいた頃は、

彼女の運転で親友と3人でよく近郊をドライブした

老いはひたひたと私にも迫っている

夫が、

と聞いてくれた

何も要らない

夫とのこの静かな暮らしが1日でも長く続くように、

それが私の願いだ

モノでは心を満たせない

夫や友人が私の誕生日を覚えていてくれたこと、

それだけで感謝

ただ誕生日だからというわけではないけれど、

今日自分でポチしたものがある

それは、天然木の鍋敷き

誕生日と退職記念にダイニングテーブルの研磨塗装をして綺麗になったテーブル

テーブルは熱に弱いことがよくわかったので、

厚さ3センチの分厚い鍋敷きを購入

これで安心　( ◠‿◠ )

このテーブルでいつの日か息子家族と共に団欒の時を過ごす

その日が来ると信じて新たな一年を歩み出そう！