「墓場まで持っていく」という苦い感情

今日の夕ごはん

五目中華炒め　（豚バラ、白菜、人参、ピーマン、しめじ）

揚げ豆腐のおろし生姜添え

きゅうりとツナのマヨネーズ和え

じゃがいもとわかめの味噌汁

今日の一日

先週多忙だった夫

今日は半休をいただいて午前中在宅

昨日設置したラジオ用音響装置の音質を改善して再設置

上がビフォーで下がアフター

真空管アンプの柔らかい音が心地良い

半世紀前に作られた部品が今ここに蘇る　( ◠‿◠ )

良いものは長く使いたいもの

しかし、このオーディオも夫と運命を共にしている

夫がいなくなってから故障したら、ハイそれまでよ

そう思うと、今しか楽しめない音の世界だ

先日、図書館から借りた本

林望先生の謹訳源氏物語に続き、

今度は平家物語と「往生の物語」という平家物語の解説本を借りた

源氏物語は本文を読んでからそれに付随するテキストを読んでいたが、

今度は逆パターンで読むことにして、

「往生の物語」から読んでいる

こちらは今まで読んでいた王朝日記と打って変わって、

非常に残酷で血生臭い印象

しかし、源氏物語同様、

平家物語も存命中に一度は全巻通読したい

図書館から借りて返却日が決まっているので、

計画的に読もうと思う

平家物語は全4巻

今回は通読できるだろうか　

このところ暑くもなく寒くもない絶好のウォーキング日和が続いているので、

朝食を終えたらすぐにウォーキング

今日は個人の家の庭で木とコラボした藤を発見

天から降り注ぐような見事な存在感

こちらはマチナカの友人から転送された公園の藤棚

同じ藤の花でも印象が全く違う

「墓場まで持っていく」という苦い感情

昼食時、夫と回想話

夫は感情の浮き沈みもなく、淡々とした性格と思っていたが、

心の奥深くに今でも許せない人がいると告白

と言ったので驚いた

私にはそのくらい許せない人間はいるだろうかと自問

嫌いな人はいる

しかし、許せないと思うほどの感情ではない

問題が起きた当初は悔しく悲しい思いをしたけれど、

関わりが無くなったことで記憶が薄らいだ

この分では墓に入る前には忘れているだろう

そう思うと、夫が受けた傷は相当深かったと感じる

夫と毎日生活を共にしているけれど、

そのことはもうすっかり昔のことだと思っていた

人を許せない思いを抱えて生きるのは、

苦しく辛いことだ

今日は夫と心の中にある思いを共有できて、

私は嬉しかった

今まで夫と共に生活していても、

仕事で疲れ深い話をする機会がなかった

退職したら、今までの疲れを思いやってあげたい

今まで生きた時間より、残されている時間の方が確実に短いのだから