昨日の夕ごはん
ホッケの焼き魚、豆腐とほうれん草の味噌汁、ミルクゼリー
ほかは前日の残り物
小松菜の煮浸し、ぶどう豆、キャベツのサラダ、高野豆腐のオランダ煮
昨日は久しぶりに肉体労働に励み疲れたので、
かんたんな夕食で済ませた
息子夫婦に手紙を書いた
昨日、半年ぶりに仕事場の中庭の手入れに勤しんだ
誰もいないのでひっそりとしている
中庭に降りると誰に見られることもなくクロッカスが枯れていた
「ごめんね、、」と声をかける
塀に沿ったところに福寿草があったはずだが、
探しても見当たらない
庭は枯れ葉とシュウメイギクの枯れた茎が倒れたのやらで、
荒れた様相を呈していた
二時間半手入れをして45Lのゴミ袋3つの枯れ草を集めた
3月からほぼ毎日自宅で過ごしているので、
私の脚の筋力も相当落ちてしまい、
年齢より10歳年をとったように感じた
よろよろしながらも、黙々と作業
途中小雨が降ってきたので、一刻も早く作業を終えようと無心になって身体を動かす
水仙のつぼみに混じって鮮やかな紫の花が一輪
この花を植えた記憶がない
昨年は忙しくてゆっくり庭を見る時間がなかったので気が付かなかった
ユキヤナギの最初の花
これから見頃になるだろう
クリスマスローズもやっと色づいた
あんなに厚い雪の下でじっと春を待っていたんだね
これは亡き母が買ってくれた苗
母が亡くなって11年
でもこの花を見ると母が側で一緒に見ていてくれるように感じ嬉しくなる
庭仕事を終えてから弁当を食べようと思い慌てた
どこを探しても弁当が見当たらない
どうやら家に置いてきたようだ
午後から発送の仕事があったので、仕事場近くの小さなスーパーに行った
ラジオで外食産業で使う牛乳・ヨーグルト・生クリームの生産がだぶつき、
酪農業がダメージを受けるので、家庭でいつもより牛乳1本ヨーグルト一個多めに購入して、
産業を守って欲しいと言っていたので、
袋ラーメンの他に牛乳とヨーグルトを購入
カット野菜も買って仕事場でラーメンを作り食した
食べるものにも事欠いている人を支援するために、
一ヶ月にひとり米1合を持ち寄って欲しいと仲間に依頼したら、
1合どころか2キロの米を持参してくれた人もいて、
その団体に何キロもの米を寄付することができた
たった米1合でも仲間が集まれば大きな力になる経験をしているので、
今回も皆が牛乳1本余計に買うことで、
この国難を乗り切ることができると考えている
発送作業を終えて郵便局に行くことになったので、
思い切って息子夫婦に手紙を書き、大変な時になんの力にもなれないことを侘び、
家で保管してあった使い捨てマスクを同封して送った
このマスクがあったとて、COVID-19の患者の治療時には使えない
しかし、これくらいしか私にできることはない
手紙には「このマスクはビニールの手袋をして袋に入れました」と一言書いた
そんなことをわざわざ書くのもやりきれないが、
無駄になっては悲しいので書き記した
こうして毎月一回息子夫婦に手紙を書いているが、
手紙の返信は一度もない
以前母の日に「モノはいらないから手紙が欲しい」と言ったことがある
その時、花と一緒にお嫁さんから手紙が届いたが、
手紙を書き慣れていないことがひと目でわかった
なので私の手紙に対するお返事がLINEで短くメッセージという形に納得
ほんとうに手紙を書かない時代になった
息子には内緒だが、
私はかつて息子からもらった誕生日カードやお便りをすべてとってある
私が死ぬ時棺に入れて欲しいのはその手紙
あとは必死で練習したBachのオルガンの楽譜のコピーを何枚か
楽譜は誰か欲しい人に使って欲しい
息子夫婦に手紙を出す時、
この薄っぺらな封筒に私も入って行きたくなり、
じっと見入ってしまった
息子の住むまち、、、、
ただでさえ遠いところが、この感染問題でもっと遠くなってしまい、
地の果てのように感じる
空を見上げる、空は息子の住むまちと繋がっている
あの雲に乗って、遠くからでも息子や孫の顔を見てみたい
声をかけなくてもいい
遠くからでも元気で暮らしているさまを見てみたい
そんなことを考えていたら気持ちが落ち込んできた
これではいけない
しっかりせねば、、、と今日は朝から掃除、洗濯、外回りの掃除に励んだ
このままだと体力はおろかメンタルがやられる
とにかく、毎日目標を持って淡々とこなす
時間さえたてばこの問題も落ち着く
どんなことがあっても耐えられぬ試練はない
その言葉を胸に私は生きる!