息子の冷たい眼差しに涙した友


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昨日の夕ごはん

鰻丼、青梗菜とベビーホタテのオイスターソース炒め、ほうれん草と揚げの味噌汁、白桃

昨日は土用の丑の日ということで、

友人から鰻を頂いたので一匹を夫と半分分けにして頂いた

買い出しに行かないので冷蔵庫にあるもので献立

きゅうりやトマトが食べたい、、、、

昨日は達成ならず、、、

毎日5000歩歩く予定だったが、

昨日は思いがけず旧友宅で長居、

その後雨が降ってきてウォーキングを断念

あと1000歩及ばず

残念

友人の涙する姿に・・・

今日聞いた友人の話

このごろ、結婚して子どもも生まれた息子の態度が素っ気なく悲しい

なぜこんなにも悲しいのかと考えていたら、

自分が息子を一生懸命に育てたことに対する見返りを求めていたことに気付き、

自分自身にがっかりしたと、涙ながらに話していた

それを聞いて、

彼女がかつての私の心の内を代弁しているような気持ちになった

もちろん子育て真っ最中の時は夢中で、

見返り云々考えて育児はしていない

でも、息子が大人になって自分たちの生活のことを優先し、

親のことなど無関心で、

なにかあるごとに「ぼくたちの家庭は、、」などとよそよそしい態度を取ると、

なんと生意気なと腹立たしくなり、

息子に対して失望し、自分の熱心が裏切られたようで人生が虚しくなる

私もそんな思いに何年の支配されてきたことか、、、、

しかし、孫が生まれたあたりから、

こんな私も自分は親として役目を終えたのだという自覚が持てるようになり、

息子は息子、私は私の人生なんだと切り離して考えられるようになった

すると、息子の割り切ったような態度に対しても特に失望することもなく、

次第に受け入れられるようになってきた

どうしてそのように私の気持ちが変化したのか、、、

きっと何度も失望して息子に期待してはならないことを学んだのだと思う

、、、と同時に、

自分も若い時どうだったか冷静に振り返ることが出来るようになったのかもしれない

振り返ると、結婚して子どもが生まれた時には、

いよいよ私も親になったという自覚とともに、

もう自分は子どもではないのだという思いが強くなる

それが親に寂しい思いをさせるということまでは考えが及ばず、

家庭を持った自信が親に対して大きな態度になって出てしまったのだと思う

息子は私の若い時と同じ、、、と思えるようになったら、

「しょうがない」とそのことにとらわれなくなったのだ

息子は今、未来だけを見て生きている

過ぎ去った時間を振り返る余裕はないのだろう

だからといって、私が子育てした時間を虚しいと思わない

息子を育てる時間は、私も人として成長する時間だった

そんな時間を過ごせたことに感謝したい

息子が独り立ちした今、私の前に残されたのは他ならぬ夫である

これからの人生は夫とどのように関わっていくかにかかっている

何しろどちらかがばったり死ぬまで、この関係は続くのだ

夫に息子の代わりになれと言っても無理だろう

結婚35年

夫は夫の家庭でのポジションがあり、

夫なりの時間の過ごし方がある

なので私は私の楽しみをみつけ、人に依存せず新たなことに生きがいを見つけたい

息子には私たちが年老いていつか生活の補助が必要になった時、

色々な手続きをするときに助けてもらったらそれでいい

母親が息子にそれ以上のものを期待することは、

互いの関係を壊してしまうことになるだろう

もう二度と「お母さん、あのね」と嬉しそうにその日の出来事を話す息子の顔は見られないだろう

あの日を思うと、母親冥利に尽きるの一言である

母親という立場になり、あの楽しい時間を過ごせたことは宝である

それはそれで、私の胸の奥にそっと仕舞い、

息子のもとから少しづつ漕ぎ出していく時、

私自身が今度はまた違った風景を楽しむことができるだろうと信じている

散歩で見たかわいいお花


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