自分の人生は自分のもの、親子であっても別の人格


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今日の夕ごはん

ポークカレー、ピクルス

今日は忙しかったので市販のゴールデンカレールーを使ってカレーを作った

レトルトカレーより具が多いので、

極力レトルトを使わず作っている(^o^;)

自分の人生は自分のもの、親子であっても別の人格

今日は50代女性と話しをした

高校生の息子は3週間前から自室にこもって学校を休んでいて、

とても疲れた表情をしていた

彼女は数年前にご主人と離婚して今は息子と二人暮らし

息子から「僕がこんなふうに人と接するのが苦手になったのは、

うちが貧乏で、

お母さんとお父さんがしっかりしていなかったせいだ」

と言われたことに深く傷ついていた

うちの息子も中学時代病気で一年半登校できなかったので、

学校へ行けなくなった子供の母親の気持ちは私なりに理解できる

精神的に弱っている息子を責めてしまい、

何度母親としての自分の未熟さに涙したことだろう・・・

あれから20年経ち60歳を超えて見えてきたことがある

それは、

ニンゲン皆未熟で欠けのあるものだということだ

息子にとっては両親はしっかりしたニンゲンであって欲しいだろう

しかし、それは所詮無理な話なのだ

ニンゲンというもの自体、完全ではない

また、母親も息子を何とか助けたいと思うのも当然だ

しかし、それも無理だと思う

母親と息子は近すぎる

一緒に溺れてしまう危険が大きい

こんな時、父親がしっかりしていれば力になるだろう

だが、父親とて完全ではない

今回の話を聞いて、

私は彼女に息子のことより自分のことを優先して考えることを勧めた

彼女が倒れたら、家族が混乱に陥るのが見えている

とにかく今は、目の前のことに集中

幸いフルタイムで仕事を持っているので、

日々の仕事に心を向け淡々と過ごす

息子の言葉に心乱される時があるだろうが、

毎日の食べること、寝ることといった基本的生活習慣が崩れぬよう、

自分の健康を守ることを優先する

息子も親を試しているのだろうが、

自分の力で生きていくことを学ぶ時が来たのだ

親から精神的に自立するタイミングはそれぞれ

息子は、親から精神的に自立する時が来たのだ

これからしばらく辛い時が続くだろうが、

親にも限界があることを知る時が必要だ

私自身の経験から、息子が親から自立するより、

母親が息子から離れることのほうが難しいと感じる

息子は新たな配偶者を得ると、

母親とはきっぱりと距離を持つが、

母親は引きずる・・・

これは私自身が今も抱える問題だ

特に自分に落ち度があると、

息子に対して申し訳ない気持ちになり、

冷静に対処できなくなる

しかし、それは母親である私の問題であって、

息子の人生とは別の問題

息子は息子、私は私と切り離し、

それぞれが自分の人生に向き合う

それが互いに幸せに近づく道だと思う

今日は自分が死んで棺桶に入るシーンを想像した

人は最期は一人、裸で死んでいく

たとえ私から生まれたニンゲンであっても、

別のニンゲン

家族として同じ家で生活していたとしても、

自分の人生は自分が生きる

この意味を本当に理解したら、

親子の間柄でも、夫婦の関係でも、

互いの生活を尊重し、

適切な距離感をもって、

良好な関係のまま過ごせるのではないだろうか

今日は女性の話を聞いた後で、

彼女の姿にかつての自分を重ね、

自分の人生を客観的に考える時間となった


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