今日の夕ごはん
コロッケと野菜盛り合わせ、キムチ、かぶの味噌汁
親友から4文字のLINE
S.Kさんがイライザ役の「マイ・フェア・レディ」の公演を日に、
突然「目が見えなくなって」病院へ向かった親友
その後の消息を知ることも出来ず、
彼女を案じていた私の元に、
親友が最も信頼している同年代の友人薫さんを通して、
私に「その後」の情報が貼った
薫さんによると、
昨日午前看護師さんにLINEに文字を入力してもらったとのことで、
「片目が見えない」ということが書かれていた
両方の目が見えなくなったわけではないが、
その原因は一切書かれていないので、
今親友がどのような治療を受けているのかなどはわからず、
親友の気持ちを思い心配していた
それから数時間後、
私にも親友からLINEがきた
そこには4文字「半盲なの」と書かれていた
はんもう・・・
ネットで調べてみると視野が半分欠けるとあった
薫さんのLINEでは片方の目が見えなくなったと書いていたので、
やはりそちらが正しいのだと思う
私はLINEの音声認識で「はんもう」と言ってみたが、
半盲という文字は表示されなかったので、
これは親友が自分で文字入力したのだと判断した
どんな気持ちでこの4文字を入力したのか・・・
私もショックが大きく、親友が入院してからぼうっとした時間を過ごしている
親友は60代で片方の耳の聴力を失い、70代で片方の視力を無くした
生きることは失うことに向き合うことでもある
聴力を失っても親友は前向きだった
今回はどうだろう・・・
親友が退院した後、また会えることを願っている
また、楽しい話しをして彼女のお腹が痛くなるほど笑わせたい
その日が一日も早く訪れるようにと祈っている
彼女を感じたくて大きく息を吸った
You Tubeを見たら、
私がS.Kさんのことを検索したので、
彼女に関するニュース動画が多く表示されていた
彼女のご両親も当地に来て、今日火葬してから東京に戻られるとか・・・
雪に覆われたこの土地で、火葬して遺骨となった我が子を抱いて戻る・・・
そのことを考えただけで、なんとも言えない気持ちになった
この街で火葬された彼女を想い、
空を見上げて胸いっぱい息を吸った
私の身体に彼女の空気を感じたくて・・・
S.Kさんのことを想いながら、
今回彼女が宿泊しているホテルの関係者の方々のことも考えた
このコロナ禍で観光業界の方も必死で頑張っている
ホテル側には何の落ち度もない
関係者の方がたも動揺していると思う
どうかこのショックから守られますように・・・
一人の人の死は、周りにも大きな痛みをもたらす
この影響が広がらないように
皆、この悲しみから立ち直って欲しい
この悲しみの連鎖が広がらないように願う
クリスマスを前に、
苦しみにある人がどうか今、慰められるようにと願わずにはいられない