今日の夕ごはん
鰯の梅干し煮、厚揚げ、わかめとちくわの酢味噌和え、
ほうれん草と揚げの味噌汁
新鮮な鰯で常備菜
こちらのテキストを参考
今日の買い物
夫が午後から出勤というので、
今週分の食材を激安スーパーまで買いに出かけた
買ったもの
鰯は5尾で215円、他鮭の切り身538円
この他ワンコインワイン1本で系3,382円のお買い物
私はきのこ類が大好きなので、必ず購入する
泣き疲れ
夫と買い物に行く直前、スマホをチェックしたら、
友人からLINEが来ていた
今日、いつでもいいから直接会うか、ZOOMで話がしたいとのこと
こんな急なお願いは珍しい・・・
もう少し早く気がついたら、
買い物を取りやめて彼女に会うことを選択したのだが、
今回はZOOMを選択
ZOOMの時間になった
友人はとても緊張した面持ちで、
「突然で驚かせてしまって申し訳ないのだけれど、
夫が母国の大学で働くことが決まったの」と言った
彼女の夫と私の夫は親友同士
現在彼女の夫は現在母国滞在中
その知らせを聞い時、
おめでとうという気持ちより、
これから今までのように会えなくなるという寂しさで、
涙をこらえて「おめでとう」と言葉を絞り出した
先日から古典講読で「方丈記」を学んでいる
ゆく川のながれは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつむすびて、
久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人と栖と、またかくのごとし。
出会いと別れ
どんなに親しい人とも必ず別れがやってくる
この友人の夫は外国人なので、
リタイア後は母国に帰ると覚悟していた
それが突然のこととはいえ、それより早く母国に戻る現実を知って、
こんなに戸惑うとは思ってもいなかった
これが数年前なら、
どんなに遠い国であっても
「おカネさえあったら、会いたい時いつでも会いに行ける」と考えていただろう
しかし、今は違う
コロナと共存の道が開けつつある、と思ったら、
今度はウクライナ情勢が急変
世界の置かれている状況は刻々と変わっている
世界は緊張の中に置かれたままだ
同じ街で生活している家族や友人、知人とも、
ひと度コロナに感染となったら、
隔離されて会えなくなる
まして、遠い海外となったら、
会いに行くのは非常にハードルが高い
コロナ禍とウクライナを巡る世界情勢の変化
この禍の渦中に聞いた別れの知らせなだけに、
泣いてはいけないと思いながらも、
あふれる涙を止めることが出来ず、
友人とモニター画面で向かい合いながら、
泣きながら話をした
夫がスノーシューを買って山に行くようになったのも、
友人の夫が戻ってきたら、一緒に山に行きたいと思ったから・・・
なので、この知らせを知った夫も私同様がっくりと肩を落とした
夫にしても、彼女の夫は数少ない心許せる友
別れは辛い
それも見送るほうの別れは、去る側より辛いと感じる
去る側は、これから新たに始まる生活に希望を抱き出発するだろう
しかし、見送る側は、
友人を失った心の隙間を埋めることもできず、
この寂しさに慣れていくしかない
もし、若かったら、新たな出会いがあり、
別の友人関係が生まれるのかもしれないけれど、
年老いていくにつれ、
新たな友人関係を構築するのは非常に困難
加えて自らの老いとともに、友人も同様に老いていく
年々体調を崩し弱っていく友人が増えるばかり・・・
今回の友人は私達より10歳も若く、
転職がきっかけの別れなので、辛くとも我慢できる
数年前、夫の親しくしていた友人が自死した
あの時の哀しみは癒えることがない
ZOOMでは一時間ばかり会っただけなのに、
泣き疲れたのか夕方からどっと疲れが出て横になった
別れが骨の髄まで堪える年になった