病気になって知る「人の心」

今日の夕ごはん

ポークチャプ、モロッコインゲン、冷奴、

小松菜と揚げの味噌汁、牛乳ゼリーラズベリーソース（食後デザート）

今日の買い物

夫の昼ごはん時に飲む味噌汁の具、

私のお茶

資源と経済を考え、なるべくペットボトルのお茶を購入せず、

マイボトルのお茶を携帯

病気になって知る「人の心」

今日から仕事の空いている日に夫の運転手を開始

というわけで、午前中、夫が教える学校へ

夫が授業をしている間、

控室で待っていることも出来たが、

学校側の許可を頂き、私も夫の授業を初めて聴講

夫は始めに自分の病気の事を話し、言葉が聞き辛い理由をのべた

夫は顔面麻痺を発症してから、

二時間以上も人前で話したことがない

普段私とのやり取りも最小限

マスクをした状態で授業が出来るのかと案じていたが、

学生とのやり取りも交えて授業を終えた

夫の授業は妻の私が言うのもなんだが、

とても分かりやすく、あっという間に二時間経過

夫の体調が心配で同じ教室で様子をみるために同席したが、

次回からこのまま授業を聴講しようかという気持ちになった

学校での夫は家での夫と違い、

生き生きとしていて、夫がこんなにもハツラツと楽しそうに講義をしていたことを知って、

顔面麻痺になったことは悲しいことだったけれど、

そのおかげで夫の知られざる一面を知ることができたことを感謝した

今回夫の病状を人に話したら、

何人もの人からさまざまな経験談を聞くことができた

昨日は夫の親友とLINEでやり取り

そこで彼が2年前に顔面麻痺になったことを知った

ある日突然失神し、気がついて顔を見たら左側が麻痺していたと言う

脳梗塞かと思い脳のCTを撮ったが異常はなかった

失神した時に頭部を打って、末梢神経を傷めたのではないかと推測

彼は麻痺が改善するまで10ヶ月かかったという

今日は知り合いから習い事の先生が、

夫同様、帯状疱疹から顔面麻痺を患った話しを聞いた

その先生も症状が重く時間がかかったが、

麻痺が治ったということだった

先日、兄嫁からも親戚が帯状疱疹で顔面麻痺したと聞いた

彼女は3ヶ月で回復したと言うことだった

どのケースも時間はかかったが現在は回復している

その話を聞いて私も希望を持つことができた

昼ごはんの学食をいただく時、

事務方が配慮してくれて、私とオットが向かい合って食べられるように配慮してくれたが、

夫はマスクを外した顔を学生に見られることを気にせず接していた

私だったら、別室で食べたと思う

そういう面でも、夫の潔さを尊敬した

夫が顔面麻痺を患い、

私たちの身に起こった事に対して、

落胆したり、怒りを覚えたりしていたけれど、

同じようなことを身近で経験した人たちが、

とても親身に励ましてくれたことで力を得た

反対に、

夫と仕事で普段一緒になることが多いのに、

「大変でしたね」の一言も無く、

夫を避けるようにそそくさとその場を離れる人もいて、

こういうことを通して、その人の人間性となりを考えた

しかし、私も人のことは言えない

私も自分というものを振り返って、

今までいかに思いやりのない人間だったかと恥じるばかりである

夫の顔面麻痺もできれば人に知られたくないという思いがあったが、

このことを通して同じ病に苦しむ人の励ましになればと思い、

今私たちの身に起こっていることをそのまま記している

夫の仕事のサポートが本格化して、

スマホでブログを更新するようになったら、

忙しさもあって読み直しする時間がなく、

変換間違いや、校正ミスが非常に目立ち読んでくださる方にとても申し訳ない気持ち

にも関わらず、沢山の応援クリックをいただき、

このこともありがたいと感謝しています

m(_ _)m