今日一日が早く過ぎ去って欲しいと願う日々

今日の夕ごはん

紅鮭、じゃがいもとクリームチーズのサラダ、モロッコインゲンのお浸し、

キャベツと揚げの味噌汁

友人の畑で収穫したじゃがいもを頂いたので、

素材の美味しさを活かして無水鍋で茹でクリームチーズでサラダにした

今日一日が早く過ぎ去って欲しいと願う日々

今日はオフの日

朝から何か身体がだるく、お腹もじわりと痛い

お昼ごはんを食べたらお腹を壊してしまった

疲れが溜まっているのだろうと自己診断

買い物に出かける気分でもないので、

掃除機を出して全室掃除機かけ

このところ、忙しさもあって掃除は使い捨てシートを使っていたが、

各部屋の巾木のところに埃が溜まっていたり、

特に部屋の各隅に蜘蛛の巣ができていて驚いた

寝室のクロゼットの扉も午前中の明るい光の下で見ると、

埃が溜まっている

クロゼットの中も埃・・・

私は一体どこを見て掃除をしていたのかと呆れた

夫が帯状疱疹による顔面神経麻痺を発症したのが、

七月中旬

その日から私の記憶がすっぽりと抜けている

夫とほぼ毎日一緒に過ごした八月

しかし、どのように過ごしていたのか記憶がはっきりしない

家と最低限の買い物と仕事場

そのほかは、どこかに出かけたりすることもなく、

夫の痛み、苦しみと共に過ごした一ヶ月

灰色の空間をただ漂っていた

そんなイメージしか残っていない

日記代わりにつけているブログを読み返しても、

夫の病気のことが中心だ

それは、今も変わりがないけれど・・・

昨日、私と夫は某所で知人にばったり会った

知人は２歳と1歳の幼児を連れていた

夫はすぐさま1歳の幼児を抱き上げたので、

私は驚いて注意した

コロナ禍、他人の子を抱くのはマズイ

しかも夫は帯状疱疹

子供が水疱瘡を発症したらどうする

夫は今まで他所の幼児を見ても抱き上げるようなことはしなかった

それが今回思わず抱き上げたのは、

七月に3年ぶりに会った孫を思い出したからではないかと思う

それを思うと、

コロナ禍になったことで、初孫にも会えない状況になったことが、

とても哀しく、ため息が漏れた

3年ぶりに孫に会った夫は、その2週間後に発症

これから先、いつ会いに行くことができるか不明

息子が最後に当地に来たのは昨年の十月

だが、一年経った今も息子がこちらに家族で来る予定はない

先週からお向かいの家に娘さん家族が帰省して、

孫と同年齢と思われる孫も来ている

私の友人で同じように三年孫と会えなかった家族がいたけれど、

その家族も先月対面を果たした

友人の中で、

コロナ禍になったことで、

孫に会っていない家族はとうとううちだけになった・・・

もう孫に会うことすら諦めようと思う自分がいる

考えると辛くなる

昨日知人の連れた幼児を見ても、

私は触れなかった

孫の姿がダブって自分の感情をコントロールできない恐れを感じた

高齢で施設で暮らしている90代の知人がいる

コロナ禍で面会禁止が続き、

お正月以来、近くに住む息子に会っていない

週に一回短時間近所のスーパーに、

介護人付きで買い物で出かけられるようになったが、

その時でさえ、買い物だけで、息子に会うことは禁じられているという

90代半ばになってたった一人の身内にさえ会えない苦しみを訴えていたけれど、

その方に比べたら、

30歳若い私の悩みは軽いのかもしれない

今の自分の精神的状況は、

じわじわと地盤沈下が進んでいるような感じ

今日という日が早く終わり、

早く明日にならないかと思う日々