今日の夕ごはん
鰻たま丼、具沢山味噌汁、みかん
2日から始まった夫のお正月休み最終日
正月と言えども炊事場の休みはない
毎日時間になればお腹が空く
夫は時間になるとダイニングにやってくる
うちでは正月だからといって外食をする習慣はない
だが、さすがに今日は食事支度から解放されたい気持ちになった
米を研ぎ、炊飯器にセット
せめて味噌汁だけは作ろうと鍋に昆布を入れて出汁をとる
冷蔵庫から野菜を出してカットしているうちに、
野菜からパワーをもらい作る気力が湧いてきた
野菜に触れただけで、
美味しい記憶が蘇り、また作ろうと思う
というわけで、今日も簡単ではあるが夕ごはんを作ることができて良かった
幸せ感満載より、本音を書いた年賀状に共感
お正月や大型連休、お盆など、
ニュースで家族が帰省して楽しかったという声を聞くと、
私の気分は落ち込む
まして、正月は年賀状が届く
そのほとんどは文章とイラストだけのものだが、
中には何人か写真が多用されたものがある
今年も義兄と大学時代の友人から、
子供家族と一緒に出かけた先で撮った楽しそうな写真入りの年賀状が届いた
それを見ながら、
仮に私はこういう写真を撮っても、
年賀状に使わないだろうと考えた
自分は幸せなことを他人に知らせることを躊躇う
この年になると人生幸せなことばかりじゃない
そんな時、他人の幸せに触れると、
余りの違いに自分が惨めになるかもしれない
今の私のように・・・
他人の幸せを祝福できるということはそれだけで幸いなことだ
夫の友人から来た年賀状に、
「穏やかな老後というのはなかなか難しいものですね」
と書かれたものがあった
こういった本音が書いてある年賀状を見ると、
とても共感し、その人に思いを馳せる
人生楽もあれば苦もある
誰しも楽しいことばかりじゃない
そうと知っていても、
家族仲良く裕福で楽しそうな写真を見ながら、
寛容でない自分の器の小ささに気がつく
そして気分が落ち込むのである
コトコトと音を立てて鍋から湯気が上がる
野菜の美味しそうな匂いがキッチンに充満
今日も美味しい味噌汁が食べられる
料理を作って気持ちがリセット
美味しさは人を幸せな気分にさせる
ありがたいことだ
夫は「うまい、旨い」と言って味噌汁を啜っている
明日から日常が戻ってくる
今年のお正月休みは夫と一度も喧嘩をしなかった
そして、落ち込んだ時の涙を夫に見られなかった
良い休みだった
端布が残ったので、スウェーデンの伝統的モティーフに挑戦 ( ◠‿◠ )