会う前から別れが辛いのは・・・

今日の夕ごはん

魚介類入りかき揚げ、根菜の具沢山味噌汁、ほうれん草と舞茸の煮浸し

今日は冷蔵庫整理の献立

会う前から別れが辛いのは・・・

今朝起きて外を見ると、

雪で階段がスロープのようになっていた

夫が出勤前に雪かきを手伝ってくれるかと思ったが、

ママさんダンプで雪を運んでいる私を尻目に、

「じゃ！」と言って行ってしまったので、

1時間かけて除雪

途中、地吹雪のようになって前が見えなくなること度々

綺麗になったので、

一旦家に入って一休み

しかし、雪は止むこともなく降り続けている

結局今日は夕方にもう一回除雪した

こんなに降ったんだから、

夫も手伝ってくれたって良いだろう

と不満に思う自分と、

いやいやこうして一人で綺麗に片付けられたじゃないか、

こうして力仕事ができる体力が与えられていることは幸いなこと

全身の筋肉を使ってトレーニングだと思って頑張ろう、

と思う自分の両方心の内にある

それでもまるで舐めたように綺麗に雪を片づけるのは、

帰宅した夫に褒めてもらいたいから

もし、誰もいなかったら、

こんなに綺麗に雪かきをしないかもしれない

昨日、イオンに行ったら子ども用の雪かき用スコップが売っていた

よほど買って帰ろうかと思ったけれど、

息子と孫が来る日、

今日のような大嵐になって、

飛行機が飛ばず来ることができないかもしれない

なので、来ることがはっきり決まったら買うことにした

1週間の滞在といっても、

来てしまえばアッという間に別れの日を迎えるだろう

会いに行く人と迎える人とどちらが別れた後寂しいか

私は迎える側だと思う

会いに行く人は自分の意思で行動するが、

迎える方はいつも受身だ

3年前、私が息子宅を訪問した時、

息子が車で最寄駅まで送ってくれた

私は涙も流すことなく後ろも振り向かず、

あっさりと別れた

これからまた慣れぬ道のりを旅して、自分の家まで戻らねばならない

緊張感が優った

けれども2年前に息子が一人で帰省して別れる時、

夫の出勤時間に合わせて息子が家を出るのを見送った後、

車が家の角を曲がる時にはもう寂しくて泣いていた

コロナ禍ということもあるが、

実際に事故で母を亡くした経験があるので、

家族と別れる時、

もうこれで二度と会えないかもしれない、という思いがよぎるのだ

先の雪かきを手伝わない夫に対しての感情と同じで、

否定的な考えは置いて、

ここは前向きに、

まだまだ会えないと思っていたのが、

思いがけず会うことができることに感謝したい

別れの辛さを思うと会うのがコワいが、

これほど愛しく思える家族がいる、

ということの恵みもまた覚えていきたい

雪かきの合間に「雪の中の小鳥」の刺繍に励んだ