この歳になって共感する「女の苦しみ」

今日の夕ごはん

肉じゃが

新玉ねぎとカニ風味蒲鉾のマリネ

焼きなす

大根と揚げの味噌汁

オレンジ

大腸ポリープを切除した夫のために、

消化の良さそうなおかずを作っている

料理が苦手なのに、

ブログに料理の写真をあげることを迷うが、

その日の献立や盛り付けにも私のその日の心の状態が現れている

過去の料理の写真を見直し苦笑い　( ^ω^ )

この歳になって共感する「女の苦しみ」

いよいよ今夕からNHKラジオで島内景二先生の「古典講読」が始まる

一年ぶりに聴く島内先生の声に今からワクワク

今日までに円地文子訳「源氏物語」の8巻まで読了を目標としていたが、

宇治十帖に入ってから急いで読むのは勿体無い気持ちになって、

一日１帖読むことに決め、昨日までに椎本しいがもとまでを読み終えた

先日図書館から島内先生の「王朝日記の魅力」を借りた

2週間で返本なので、

こちらの蜻蛉日記の部分を読み終えた

2年前の古典購読の時間に聴いた「蜻蛉日記」の講義を思い出す

やはり源氏物語が多く引用されていたので、今回も期待

今週は暇さえあれば「源氏物語」や島内先生の著作本を読んでいたので、

明らかに運動不足で肩がバンバンに凝ってしまった

そこで、昼ごはんの後散歩

コブシの蕾がこんなに膨らんでいる

桜は後2週間くらいか

息子のところではもう散ってしまったようだ

桜を見ると息子とは遠く離れて暮らしていることを感じる

源氏物語を読んでいると、

現地に行って実際にその地を歩いてみたいとも思う

しかし彼の地は観光客で賑やかだと思うと、

こうして静かな山の麓を歩くのも、

なかなか趣き深い

今日は山里の住まいで将来を憂う、

源氏物語の八の宮の姫君らのお心持ちを想像しながら歩いた

我が庭に出るとクリスマスローズが咲いていた

去年植えたネギが芽を出していた

１mくらい固い雪が積もっていたのに、

あの厳しい寒さを耐えて新たな芽を出した

この生命力に感動する

学生時代、古典文学を読んでも深く感じ入ることはなかったが、

六十数年生きて、

さまざまな辛い経験をしたことで、

千年前に生きた人々の哀しみ喜びが私の心に染みとおる

コロナ禍になって、在宅時間が長くなり、

気持ちも塞いできた時にたまたま島内先生の古典購読を聴き、

古典の魅力を知った

今日から始まる島内先生の「うたたね」の講義

どんな世界が待っているのだろう

あえて予習はしないで臨む

今回はどんな女性が登場するのか

そして私はそこから何を学び取ることができるのだろう

古典購読はNHKラジオ第二

毎週土曜日午後5時〜

毎週日曜日午前6時〜（再放送）

放送後、らじるらじるの聴き逃し配信でも聴けます　( ◠‿◠ )