今日の夕ごはん
麻婆豆腐
ししとうとちくわの醤油炒め
ナスとエノキの味噌汁
卵焼き
ミルクゼリー
友人が家庭菜園で作った野菜を届けてくれた
ピーマン、ししとう、ズッキーニ、なす、大葉
今日はししとうとナスを使わせてもらった
仕事帰りに買ったもの
今月になって三人目の訃報は友人のご主人だった
今日は外で仕事だった
朝友人Aさんから連絡があって、
昨夜入院治療中だった70代の友人Bさんのご主人の容態が急変
亡くなったことを知った
Bさん夫妻には子がいない
Bさんには遠くに住む姉妹が二人いるけれど、
二人ともご主人の体調が非常に悪く、
かた時も側を離れることができないので、
葬儀にも出席できないとのこと
Bさんは他に誰も頼る人がいないので、
Aさんが葬儀や火葬全てに付き添うと言うことだった
あまりの突然の知らせに私も驚いた
今月になって、
立て続けに訃報が届く
2週間前は友人のお母様が二人同じ日に亡くなった
そして今度はご主人
今日は朝からぐんぐん気温が上がり、
とうとう36度にまでなった
こんな暑さは生まれて初めての経験
私は自宅も仕事先にもエアコンがないので、
まさに汗だくで仕事
着替えを何枚も持って、
夫に買ってもらった保冷ベストを着用
首には保冷剤を巻き万全の態勢で仕事をした
窓を開けて強い扇風機の風を当てても、
隣の家の壁から熱風が焼き付けるように入ってくる
化粧もあっという間に流れて、
顔から汗が滴り落ちる
今日一日で2リットル近くの水分を補給した
生きている間にこんな暑い経験をすることになろうとは、
夢にも想像していなかった
朦朧とする頭で、
旦那さんの葬儀の準備をしなければならないBさんのことを考えて過ごした
夕方少し気温が下がる頃を見計らって、
郵便局へ歩いて向かった
すると人通りのある歩道の向こうから、
聞いたことのない声が聞こえてくる
見ると、私と同年代の女性が、
声を上げて泣きながら歩いて来るのが目に入った
流れる涙を拭こうともしない
ただ「ああ、ああ」と子どものように泣いて歩いている
すれ違う時、よほど「大丈夫ですか」と声をかけようか迷ったが、
その時、
私も彼女と同じように泣きながら道を歩いた日のことを思い出した
忘れもしない
あれは母が事故死をして間も無くだった
大通りの向こう側の道路を母にそっくりな女性がゆっくりと歩いていた
「お母さん」と走り寄ろうとした時、
母がもうこの世にいないことを自覚した
その時だ
涙がとめどなく流れ、気がつくと声を出して泣きながら歩いていた
今日会った彼女も、
最愛の人の身に悲しいことが起こったのかもしれない
あの日のことを思い出し、
あの女性も思い切り泣きたいのだろうと後ろ姿を見送った
悲しみが極限に達した時、
泣くことで悲しみを外に解き放つ
泣きながら歩く女性にBさんの姿が重なった