このところ、体調がイマイチな日が続いている
今日は午後から眠くて起きていられず、
家仕事をやめて布団に入ったら、
その後すぐに熟睡
夫が仕事先から帰宅した音で目が覚めた
2時間も夢の中を彷徨っていたようだ
夫が郵便受けから取った一枚のハガキ
東北に住む夫の姉からの寒中見舞いだった
それを読んで、
目頭が熱くなった
お元気ですか 雨の大寒になりました 暮れから暖かい日が続き積雪もなかったので、 母の命日にお参りに行くことができました 今シーズンは除雪することもなく、 水道管の凍結も今の所はなかったのですが、 このまま雪がなく春が来るのかと思うと、 夏が心配になります 三月で定年だそうですね 私たちには計り知れない苦労があった事でしょうね 長い間お疲れ様でした 少しは「ほっ」とできる年でありますように
義姉は化粧っ気もなく、
性格も見た目もとても地味
夫同様口数も少ない
けれども、昔から見栄を張ることもなく、
素っ気なく見えるがその分こちらも気を遣うこともない女性
若い頃は話す話題に困り苦手だったが、
年を取るにつれて義姉の良さが理解できるようになった
夫の実家は農家で、
長男だけは特別大切にされてきたが、
義姉と次男である夫は理不尽な思いもしてきたようで、
とりわけ義姉は夫が抱いてきた悲しみを深く理解していると感じてきた
今回「計り知れない苦労」という言葉を見て、
義姉の温かい眼差しが私にも伝わり、
改めて義姉の優しさに心が洗われた気持ちがした
義姉の優しさはどこから来るのか
幼い時から生活の苦労を味わい、
ニンゲンの理不尽さに耐えてきたからではないか
苦しさを味わったからこそ、
人の痛みが想像できるのではないか
それが私の心にも深々と響いたのではないかと思う
一枚のハガキに認められた憐れみの心が、
義姉の丁寧に認められた文字を通して私の目から心へと流れてきた
これはメールでは絶対に伝わらない
来年で年賀状を出すことを辞めようと思っていたけれど、
義姉にだけは、
年に一度でもハガキを出したいという気持ち
そして、
幼い時から苦労をして定年を迎える夫に対しても、
寛容な心で接しなければ・・・と、
我が身を振り返った
今日の夕ごはん
豚しゃぶ
カボチャの甘煮
ナスの甘辛味噌炒め
キムチ
日常不足しがちなビタミンCを補給