二十年前に転職してからの夫の給料は、
私の友人らが心配するほど低かった
だが、
多くの人が再雇用で給料が激減した話を聞くと、
こうして変わらぬ給料で生活できることに感謝している
当たり前のことだが、
収入が多くても支出が多ければお金は貯められない
反対に収入が少なくても支出が少なければ、
余裕が生まれる
昨年、我が家は全収入の45%を貯蓄に回すことができた
働けるうちは働き、
将来子供に世話になることがないように、
老後資金を貯めることが目標
これからも家計簿で家計をしっかり管理したい
先日ご紹介した予算生活の家計簿
早速、購入し、
予算立てに取り組んでいる方もいらっしゃるだろう
予算を立てる上で大きく変わるのは、
衣服費と食物費
我が家の衣服はロープライスの店で調達か、
友人の不要になった服を譲ってもらったもの
クリーニングは余程のものでない限り出さないので、
購入する時も原則手洗いできるものにしている
ワイシャツだけでも手洗いすると、
年間何万円も節約できる
食物費では外食を極力避け手作り
スロークッカーでほったらかし調理をしたり、
多めに作ったものを冷凍すると、
外食せずとも何とかなる
年金生活に向け、
固定費を抑えて生活するのは重要
家賃やローンの費用は収入の20%程度に抑えるのが賢明
30%となると生活を圧迫する
私は20代の終わりに婦人之友の愛読者の集まり「友の会」に入会し、
約10年間先輩主婦から家計の運営を学んだ
友の会では毎年「家事家計講習会」を実施
私も若い頃壇上に上がり、
お恥ずかしい我が家の家計を公開
どうしたら家計が健全になるか皆さんの前で指南を受けた
友の会の活動は忙しく、
東京行きをきっかけに退会してしまったが、
あの場で学んだことは一生私の支え
当時の私は、
ワイシャツは全てクリーニング、
調味料も割高なクックドゥーなどを多用
子どものおやつはベーカリーで菓子パン購入など、
それが当然と思い生活していた
友の会では、我が家の家計健全化のために、
アイロンのかけ方、
洗濯の仕方、
合わせ調味料を使わない味付け法、
美味しい手作り味噌の作り方、
パンの作り方など、
先輩主婦が、一つひとつ丁寧に教えてくれた
指南して下さった方々は現在70代〜90代
すでに亡くなった方もいるが、
主婦同士学び合う機会を与えていただき、
心から感謝している
友の会に在籍している主婦の中には、
「スーパー主婦」としてテレビで紹介されたり、
本を出版している方もいる
家計を学ぶ「家事家計講習会」は毎年11月頃、
友の家などで催されていると思う
「婦人之友」の11月号は家計に関しての記事を扱っているので、
お勧めする
今日の夕ごはん
鶏モモとじゃがいものソテー野菜盛り合わせ
きんぴらごぼう
具沢山味噌汁