夜10時の訪問者/寺への寄付金拒否！無縁墓地を選択

夜10時！突然の訪問者

夜10時、シャワーを浴びて脱衣所に出たところで玄関のチャイムが鳴った

「えっ！一体誰？」

私は一糸纏わぬ姿

すぐに出ることはできないので、

夫の書斎に行くと、

昨夜はかつてないほどの蒸し暑さのため、

夫も上半身裸姿

二人で顔を見合わせ、

「誰だろう？」と訝しんだが、

出ないわけにも行かず、

夫はインターフォンで対応

すると、町内会の係の男性が、

同じく班の係をしている拙宅に、

町内の訃報を知らせる緊急回覧のチラシを持ってきたのだった

この男性は働いているのかいつも微妙な時間に回覧を持ってくる

緊急でなければ郵便受けに入れて置いてくれたらと思うが、

律儀に毎回チャイムを押す

今回は緊急回覧

とはいえ夜10時

チラシを見ると葬儀は翌日夜

いつもは当日の夜葬儀の回覧も来るので、

今回も朝まで待って渡してくれても良いのではと思った

夜遅くに玄関のチャイムが鳴ると、

誰か外で事件に巻き込まれたのではないかなど、

まず何か悪いことが起こったのではないかと不安になる

実際、昨夜も私たちは対応するまでドキドキした

町内の方が亡くなったことに対しては、

心からお悔やみを申し上げるが、

名前も顔も知らない方

実際私たちはその知らせを翌日朝9時過ぎに配った

高齢の世帯では夜10時にはすでに就寝している人もいるだろう

あちらの事情もあったのかもしれないが・・・

ともかく私たち夫婦の間では、

よほど事件になるようなことでもない限り、

夜10時に他人の家を訪問しないことを確認した

寄付金拒否！無縁墓地を選択

昨日実家にビールを送ったことから、

実家の姉とLINEでやり取り

お盆期間ということもあり、

菩提寺との経済事情が記されていた

それには毎月のお布施が5,000円

御護会費として年12,000円

他に檀家には50,000円の寄付を求められているとあり、

経済的に厳しいとあった

同じ町内に住む親戚は、この寄付金に耐えかねて、

親の代で縁を切り、

子の世帯から無縁墓地に入ると宣言しているという

私が住んでいた半世紀前は、

まだまだ人もいてお寺も成り立っていたが、

その後過疎が進んで寺の維持も大変だろう

このLINEを読んで思ったのは、

実家の姉もこの親戚も全く経済的に窮していないのに、

寺の寄付を嘆いていることだ

姉も親戚も信仰がないので、

寄付をしたいと思わないのだろう

祖母などは寺のお坊さんに対してある程度敬意を払っていたが、

代が変わり、

信仰に対する関心が無くなると寺に対しての思いもなくなるのだろう

故郷には寺がいくつもあるけれど、

こういう話を聞くとそれもいつまで続くのだろうかと思う

夫の実家にしても、

跡取りである夫の兄は大都会で生活

実家は空き家

年に何回か近所に迷惑をかけないように草取りに戻るのみ

後期高齢者になるのを機に、法要は全て今回で終わりと決めた

実家もこのままでは廃墟となるだろう

同年代の友人らの話を聞いても、

子の世代が都会に出た家は同じような状況

信仰心や過疎問題・・・

地方のお寺の経営は厳しさを増していくのだろう

今日の夕ごはん

牛丼

豆腐のサラダ

きゅうりの中華漬け

大根とわかめの味噌汁

ミルクゼリーラズベリーソース

災害時の備えに

洗濯できない時の下着として