長く入院治療を受けていた友人の義母が危篤になった
義父が亡くなって8年
以前から病気がちで、
周りは義父より先に召されると思っていたが、
義父は誤嚥による肺炎で急に亡くなった
その後義母はずっと入院生活が続いていた
もう卒寿も超え、
何度も重篤な状態になったので、
家族は皆万が一のことを覚悟していた
ところが、実際に医師に余命の告知を受けた時、
友人の義弟がその死を受け入れられず動揺
カウンセリングを受けることになった話を聞いた
友人からその話を聞いて、
私は夫に、
60歳を過ぎた息子が、
母親の現実を受け入れられないほど、
悲しむなんて、その母親が羨ましい
うちの息子は私の死をそんなに悲しんでくれるかしら
と、つぶやいた
すると夫は、
自分が死んだ後のことまで心配しているのか
と呆れながらも、
「性格にもよるのだから、
動揺しても表に出さないニンゲンもいる」
と慰めた
実際に長男である友人のご主人は、
今回の事態を淡々と受け入れ、
急変に備えて今後の葬儀のことまで考えている
息子として同じように悲しんでいても、
これからを想定し備える人もいなければ、
現場は混乱する
兄弟がそれぞれで良かったと思う
夫と息子の話題になったところで、
今度はいつ息子家族に会えるのだろうかという話になった
毎年二月に息子は孫を連れてソリ滑りに来ていたが、
夫は来年は来ないだろうと予想
この夏息子夫婦に会った時、
今度こちらに来るときは、
お嫁さんも連れて家族で来てと言ってきたので、
例え滞在期間が短くなっても、
家族全員で来てくれることを願っている
私に最期の時が来たら、
息子は悲しんでくれるだろうか
夫は死んでしまうのだから、
どうだっていいだろうと言うけれど、
今、息子としっくりいっていないだけに、
そのことが気になる
今日の夕ごはん
肉じゃが
きんぴらごぼう
白菜と揚げの味噌汁
カボチャ団子のぜんざい
外気温−5℃
温かいぜんざいが食べたくなって、
冷凍しておいたカボチャ団子で頂いた