昨年のクリスマス前後から、
次第に心がすさび、生きることが虚しく感じられ、
長生きなんかしたくないと思いながら新年を迎えた
今年私は65歳になる
いよいよ高齢者の仲間入り
年金を受給することだってできる
ここまで生きたのだから、
あとはもうどうだっていい・・・と投げやりな気持ちになっていた
ところが、
昨年12月友人から義母様の葬儀の手伝いを依頼され、
先週葬儀を終えた
義母様とは生前ほとんど交わることはなかったが、
不思議なことにその女性の葬儀を通して、
生きることに感謝の気持ちが溢れ、
虚しい気持ちもすっかり無くなった
それはこのことを通して、
人の一生というものを考える機会が与えられたからだと思う
義母様と友人との関係は決して良好ではなかった
けれども、
友人は最後まで自分の責任を果たそうと頑張ったし、
それに対して、
義母様は最後の最後亡くなる前日、
それまで物を言うことすらできないくらい弱っていたのに、
友人夫妻が見舞いに行ったおり、
しっかりと目を開いて、
はっきりと「ありがとう」と言ったことを聞いて、
そこに私が己の将来を重ねることができたからではないかと思う
その一言を言ったことで、
周りの家族もそしてお義母様も、
平安な心で終わりを受け入れることができた
そのことが、
こんなにも私自身の励ましになるとは思わなかった
「ありがとう」の言葉は、
他人の私をも救うくらいの力を持っている
友人の姿から、
最後まで誠意を示す生き方を学び、
お義母様からは感謝の心を学んだ
それまでの二人の関係を知るだけに、
これはもう奇跡というくらいの出来事だったと思う
棺の中のお義母様は、
とても安らかなお顔をして眠っているであった
私もそのような最期を迎えたい
そのためには、
今、自分がどう生きるか、
そこから始まっている
もう人を恨んだり、憎んだりしたくない
全ての人に「ありがとう」と言って終わりたい
それを忘れずこの一年を始めよう
10年日記
今日もたくさんの感謝を書くことができた
良いことだけ書く
そんなことができるのかと始めたが、
書き続けている
この日記の存在も、
私を励ましていることの一つになっている
日記を書き終えると、
今日も良い一日だったと思える
不思議な日記の力を感じる(^^)
今日の夕ごはん
しゃぶしゃぶ
鯖の飯寿司
ハムとほうれん草と玉ねぎのサラダ
キャベツと揚げの味噌汁