2週間ほど前、
夫の兄嫁から夫の従姉妹が余命宣告を受けて入院したとの知らせを受けた
そして昨夜、
その従姉妹の訃報を知らせる電話がきた
享年68歳
倒れた直後、救急搬送されてから2ヶ月余り
こんなにも早く別れの時が来ることを誰が想像しただろう
夫と共にその死を悼んだ
2週間前に兄嫁から近況を聞いていなければ、
まさに寝耳に水
もっと衝撃を受けただろう
年賀はがきが販売されたというので、
今年何枚購入するか調べるために、
今年受け取った年賀状を出してみた
私は年賀状を三つのグループに仕分けしている
一つは今は故人となった方や、
賀状のやり取りをやめた人から受け取った最後の年賀状
二つ目は、特別親しい付き合いをしている友人や親戚からのもの
この二つは永久保存版
三つ目は今年頂いた年賀状
亡くなった従姉妹から受け取った年賀状は二つ目のグループに入っていた
保存していたのは数年前のもので、
従姉妹が夫と母親、次男家族とお嫁さんの母親と写っているものだった
次男の孫は二人とも従姉妹にそっくりで、
キューピーちゃんのように可愛い顔
従姉妹も私が初めて会った時、
20代後半で既に幼児もいたが、
童顔でとても可愛らしく奥様というよりは娘のように見えた
数年前の写真もセミロングで若々しい
そんな彼女がもうこの世にいないことが信じられない
昨年までは年賀状はもう辞めたいとばかり考えていた
だが、自分が高齢者と呼ばれる年代になると、
一枚くらいは家族で撮った写真を年賀状にしても良いかと思った
いつか私が亡くなった時に、
記念になるかもしれないから・・・
年賀状でしかお付き合いする機会がないないと思っても、
顔を見たいと思う時があるかもしれない
今回のように・・・
今日見た過去の年賀状の中に、
自死した人が何人かいた
二人とも生前はとても明るく優しい人柄で、
苦しんでいるようには見えなかった
二人の写真や文字を見て、
苦しみに気づくことが出来なかったことを申し訳なく思った
今は亡き私や夫の親からのものは、
その文字を指でなぞりそこから生きていた時の温もりを感じたいと思った
辞めたいと思っていた年賀状
用意するのはほんの30枚ほどだが、
今年は感謝の気持ちを持って準備したい
今日の夕ごはん

鱈のフライと野菜盛り合わせ
じゃがいもの煮っ転がし
青梗菜のニンニク炒め
ほうれん草と玉ねぎと揚げの味噌汁


