落とした気持ちにスイッチを入れ・・・／ペットシッター初日

今日の夕ごはん

焼き鮭、ほうれん草としめじの煮浸し、人参シリシリ、豆腐とモロッコインゲンの味噌汁

仕事でお昼ごはんを食べるのが遅くなったので、

夕ごはんは簡単に・・・

落とした気持ちにスイッチを入れ・・・

私が以前メインで担当していた仕事があったが、

若い人が増えたので、

そろそろ辞めようと考えていた

ところが、期待していた人が、

次々と親の介護や諸々の事情でしばらく退くことになってしまい、

私も辞めるなどと甘えたことを言えない雰囲気になってしまった

一旦落とした気持ちをリセットするには、

相当エネルギーが要る

今回は余裕を持って十分準備して臨んだ

その甲斐あって、今日は大きなミスもなく、

無事任務を終えることが出来た

もうハードな仕事は引退したいと思うけれど、

そのような後ろ向きの姿勢だとかえって心が重くなる

私は先々のことを考えすぎる傾向がある

それが長所でもあり短所でもある

この仕事に関しては、今辞めるわけにはいかないのだから、

目の前の仕事を淡々とこなし、

若い人が復帰できるようになった時に、

そのさきのことを考えることにしたい

ペットシッター初日

仕事を終えてから、

予定より早い時間に友人の犬シロを迎えに行くことになった

いそいそとシロママの家に行くと、

まずシロパパがシロを抱っこして玄関へ来た

それから５分ほどしてシロママ

そして息子であるシロ兄までお見送りに出てきた

一匹の犬に3人の大人がわざわざお別れに来たのを見て、

つくづくシロは幸せな犬だと思った

シロは私のことなどすっかり忘れてしまったようで、

これから何が起こるのかとワンワン吠えた

しかし私の家に到着して、

リードを着けて散歩をすると次第に以前の散歩コースを思い出したようで、

楽しそうに歩き始めた

夫が帯状疱疹ウイルスで顔面神経麻痺になり、

夫の仕事のサポートもするようになってから、

私もそれまで日課としていたウォーキングに出かける元気もなくなり、

最近はめっきり歩かなくなっていた

シロが来ても歩く元気があるか不安だったけれど、

今日は楽しく歩くことができた

犬と一緒だと楽しくてどんどん足が前に進む

少し前に親友が犬ロボットのaiboをくれると言った

シロを預かる前だったら心が動いたかもしれない

だが、本物の犬と生活するようになったら、

ロボットの犬を飼う気持ちにならない

シロの温もり、

私を見る眼差し、

クンクンと草の匂いを嗅ぐ様子、

全てを通してシロから生きている喜びを感じる

どんなにロボットが進化しても、

いのちを与えられた者だけが与えられる喜びは表現できないだろう

シロから感じるいのちの喜びが、

ニンゲンにも伝わり幸せな気持ちになって、

自然と私も笑顔になる

私に愛犬を預けようと思ってくれたシロママに感謝

孫に会えない私だが、

小さく可愛いシロが来てくれて本当に嬉しい