昨日、ふとスマホを見て不在着信に気がついた
電話をかけたのは、仕事関係で知り合った高齢女性
すぐにこちらから電話
すると、
久しぶりに「顔を見たい」とのこと
そこで、今日早速彼女に会った
彼女は元東大生
今でこそお会いするのは年に一回ほどになってしまったが、
10年ほど前までは、
仲間内で温泉に出かけたりもしていた
彼女の趣味はエッセイを書くこと
私はブログを始め一般の方の書く文章を読むのが大好きなので、
今回もお会いする前に彼女のエッセイを所望した
一年ぶりの再会
彼女は以前と変わらず、とてもお元気
失礼ながら年齢をお聞きすると、
87歳という
彼女は車の免許は返納したけれど、
自転車には乗っていると聞いて感服
日常をお聞きした
経済的にもとても恵まれているということもあるが、
「行ってみたい」と思ったところには、
ご主人を誘い、遠方であろうが躊躇なく出かける
そこで有名な絶景が天気が悪くて見られなかったとなったら、
また機会を見つけて再度出かける熱心さ
ミステリーツアーも大好き
好奇心が旺盛
デイサービスにも出かけることになったが、
それも色々試して自分で決める
何事にも前向きだ
彼女のエッセイを読んで、
妻としての働きも考えさせられた
ご主人は何度も重い病で死の谷を歩いたが、
その度に奇跡の復活を成し遂げている
それは、彼女の力によるところが大きい
ご主人が落ち込んでいる時、
さりげなく残っている力を引き出す
まだ楽しみはあることを示して、
そこへ導く
そこが彼女の人並み外れて優れた特徴なのではないかと感心した
何があっても諦めない
15年ほど前、私が夫婦問題で悩んでいた時、
彼女と一緒に露天風呂に入った
その時、
彼女に
男に惚れるとは、
弱さや欠点も全て含め、
その男の全てを受け入れることです。
惚れたからには最後までついていきなさい。
そして何があっても全力で支えること。
それが男に惚れるということです
と指南を受けた
実際彼女は惚れた男と結婚するために在籍していた東大を自主退学
ご主人が一人前になるまで、彼女が働いて生活を支えた
それだけに、
あの時、素っ裸で私に話した姿は強烈で、
その言葉は私の脳裏に深く刻まれた
今回私は息子のお嫁さんと二人で露天風呂に入る機会に恵まれた
その時、
お嫁さんから息子とのあれこれを聞いて、
私なりにアドバイスをした
不思議なもので、
互いに裸で話をして初めて心が通い合ったと感じた
裸の付き合いとはよく言ったもの
欠点のない人間などいない
夫に対しても苦い思いはあるけれど、
そこをフォローして、夫の良さを最大限引き出す
今の時代、古い人間と思われようが、
それが私の役割・・・と彼女と再会して改めて当時を思い、
気持ちを新たにした
今日の夕ごはん
稲荷寿司
ナスとひき肉のピリ辛炒めレタス巻き
ズッキーニと揚げの味噌汁
臭わないゴミ袋
生ごみやおむつの処理にサイズも色々揃っています