64歳、最後の夢は、
施設入居となる前にもう一回引っ越しをすることを新たに加えた
これを可愛いカードに書いて、
今年から綴っている「10年日記」のカバー裏に入れた
毎日日記をつけるたびに、
そのカードが目に入る
本当に叶うかどうか全くわからない
夢なんだからそれで良い
最後の住まいは以前住んでいた街中近くの中古マンションが希望
エレベーターの点検があっても、
地震で停電になっても、
足腰が弱くなっても良いように、
一階に住みたい
専有面積は70㎡〜80㎡
間取りは3LDK
などと検索をすると、
いくつかのマンションが表示される
今、ちょうど引っ越しシーズンなのか、
新たな物件が次々と入っている
その中で一つとても気に入ったマンションが見つかった
一階だがマンションの敷地が広いので、
道路との間に芝生や植栽があって、
人通りもなく覗かれる心配がない
キッチンには窓があって戸建て感覚
角部屋で日当たりも上々
場所は以前住んでいた地域
近所には友人も住んでいる
これはなかなか良いマンションだ
今日、その地域に住んでいる友人に会った
大好きな友人だが、
以前ある知人から聞いた話を思い出した
その知人は当地に住む友人に誘われ、
遠い某県から当地にマンションを購入して転居した
知人は当時50代で結婚経験もなく独身
これから親しい友人と頻繁に会えると思った矢先、
知人を誘った友人が娘さんの住む地へ転居することになった
知人はショックを受けたが、
この地で生きると決め、
新たな人間関係を築き今日に至っている
その知人が、

結局最後はひとりで生きていくということを学んだわ
と言っていた
次なる住まいを考える時、
友人をあてにせず、
将来私がひとり身になった時、
本当にそこで生活できるのかと言うことを、
よくよく考える必要があるだろう
友人にだって家族がいるし、
これから先、健康状態を含め環境や状況が刻々と変わるだろう
私だって将来独り身になったら、
今考えている3LDKという専有面積は広すぎる
独りになったら高齢者住宅に転居というのが現実的と思うが、
夢が無くなったら、
生きていく希望がなくなりそう
いつまでも夢を持つのは大切
いつかそういうチャンスがあったら、
この夢を叶えたい
ということで、
やはりこのカードは10年日記の中に保持しておこう
今日の夕ごはん

とりもも肉のフライと野菜盛り合わせ
ほうれん草とエリンギの煮浸し
ひじきと糸蒟蒻の炒り煮
大根と揚げの味噌汁
我が家の整腸剤はコチラ