昨日の夕ごはん
初めて会った殿方からの依頼
今日は初めての仕事に行ってきた
ことの発端は今年の3月にさかのぼる
私が勤める学校の卒業式に参列した時、
式が始まる前のほんの10分ほどの間、
たまたま私の隣の席に座った殿方と話した
すると、殿方の目が次第にキラキラと輝きだし話しに本腰を入れ始めた
しかし、式が始まり話しは中座
普通ならそこでおしまいと相成るところだが、
式が終わってその場を去ろうとしたら、
殿方は是非またお話したいと熱心におっしゃる
殿方が言うには私は自分ととても似た性質で、
このようなタイプの人間に会ったのは初めてとのことだった
まるでやっと仲間を見つけたとでも言いたげなその様子をみて、
確かに私も同じグループに属しているとは思ったけれど、
私は自分のこの性質が好きではないので、その殿方のこともすぐに忘れてしまった
それが、ゴールデンウィークの頃だったか、
突然ある人を介してその殿方が代表を勤める場で、
私に講演会かセミナーを開いて欲しいと依頼がきた
速攻断った
すると間もなくして今度はその殿方から直々に電話がきた
だが、それも固辞
私は今しているいくつかの仕事だけで手一杯
今年は息子の結婚のことで何度も出かけねばならないし、
初めてのしごとを引き受ける心の余裕はない
しかし殿方は食い下がりどうしてもと言われたので、間をとって昼食会の後、
関係者だけを集めてそこでお話するくらいなら、、、としぶしぶ引き受けた
そして、その日が今日だった
初めての仕事だったので、私一人では不安
そこで夫に同行してもらい、私のセミナーを後ろで聞いてもらった
時間にして一時間20分くらいだっただろうか
途中、何人かの受講生の方が涙を流し「今日参加して良かった」と言ってくれた
私が話したことは一言でいうと「行動するときには意味をわかってしてください」ということである
そこにいる人たちは過去に先輩から言われたことを意味もわからず受け継いで、
がんじがらめの中苦しんでいた
そこには喜びも自由もない
私と出会った殿方は、私の口を通して、
そこで働く人々が自分の殻を破り、型通りのやり方ではなく、
自分の頭で考えて積極的に学んで欲しいことを伝えてほしかったようだ
終わってからセミナーを見ていた殿方が満面の笑みで
「私が伝えて欲しいことを言っていただきました」
と言ってくれたので、私も期待に応えることができ嬉しかった
会場を出てから帰路、セミナーを聞いていた夫に感想も求めた
夫は私が仕事をする現場を見たのは初めてである
いつもすっぴんでmont-bellのトレーニングウエアを着ている私が、
バシッとスーツを着て教えている姿を見て驚いたようである
34年連れ添った夫婦でも互いに知らない面はある
私が元気なうちにその姿を見てもらうことができて良かった
何より、参加した人が来て良かったと言ってくれたことが一番
今日は疲れたけれど、非常に充実した一日だった
コメント
お雪様の内面からのお話 皆さんの内面に沁みたのでしょうね。お疲れさまでした。(私が言うのも変ですが)きっとご主人様からみても150点だったのでしょうね。最近重い事で心が苦しいです。しかしいつかは 解決するでしょう。誠実に 親切な気持ちで暮らしたいです。
よって丁寧な暮らしは遠ざかって…。心と体は一体何ですね。でも今日も何かいいことを捜します。
なごみさま
お辛いなかにあって、
温かいコメントをありがとうございます
なごみさまのお心が守られ、
平安がありますようにと祈ります