昨日の夕ごはん
お雑煮、お赤飯のおにぎり、紅白なます、黒豆、パイナップルきんとん、うま煮、
スモークサーモンのマリネ、りんご
夜はお節の残り物とお雑煮
私の故郷のお雑煮を作った
今回は故郷産の岩海苔が手に入ったので雑煮のために取っておいた
醤油ベースで作った雑煮の仕上げに岩海苔を入れ、ひと煮立ちさせる
ふんわり磯の香りが食をそそる
この岩のりは故郷の漁師のおばあさんが寒風吹きすさぶ中、
冷たい海水をかぶりながら岩から摘み取った海苔である
その様子を想像して大切に大切に口に運ぶ
他所様の労苦によって私も美味しいものをいただける
元旦から感謝!
年賀状から思う人の生き方
元旦と言えば年賀状
今年も色々な人から年賀状が届いた
賀状を拝見して、感動を頂いた方もいれば、不快に感じた人もいる
感動した方のトップは友人である教授夫人
賀状には昨年の感謝の言葉が丁寧な字で綴られていた
毎年元旦にお会いするのにわざわざ年賀状をくださる
教授夫人という立場にありながらとても謙遜
私が持っている荷物をさっと持ってくれたり、
靴を履こうとするとさっと履物を揃えてくださる
その動きはとても自然で美しい
意識しなくてもそういう所作ができるということに感動する
いつもどんな人にでも気配りができる彼女
彼女といると私もそのような女性になりたいと強く思うが、
これは物心ついてからずっとそのようにしつけられて身についたことなので、
私のようなものが意識しても到底マネできない
しかし、そういう女性が周りにいるだけでも喜び
ご本人は「そんなこと、、」と恥ずかしがられるが、
身を低くして人に仕えることができる人は、
それだけで人間の品性を感じ、むしろこちらの襟を正されるのだから、
私にとってかけがえのない人である
その一方で不快な気持ちになる差し出し人もいた
その人とは私の学生時代の友人
私はこの家に転居して今年で9年になるが、その年賀状は今だに旧住所あてに届く
旧住所は今の夫の仕事場なので受け取ることは出来る
しかし、転居の案内も出しているのにデータを更新しないでプリンター任せにしているのか、
いつまで経っても旧住所のまま
この友人とはほかのクラスメイトと15年ほど前に会ったのが最後
いつも表裏すべて印刷で一言の手書きメッセージもなし
写真満載で幸せオーラを放っているが、「お元気ですか」の一言もない
昨年から私は出すことを止めたが今年も旧住所にきた
昨年の年賀状のチェックもしないで、ただ機械的に出しているのだろう
そう思っていたら、今年は初孫の写真とともに「昨年はいろいろありました
今年から人とのかかわりを大切にしたいです」
と手書きメッセージがあったのでこちらも出すことにした
ただし、住所変更のほどよろしくと一言添えて
学生時代から「私はサラリーマンとは結婚しない」と断言し、歯科医師と結婚した彼女
卒業して40年近く経過し、私とは何の接点もなくなった
もう会うこともないだろうから、年賀状のやりとりもやめようと思っていたけれど、
来年また彼女から賀状がきたらお返事を出すことにする
楽しみにしていた年賀状
これは私の唯一のオルガン仲間からの年賀状
昨年彼女は喪中で年賀を欠礼したので、今年彼女からの賀状をとても楽しみにしていた
彼女と知り合ったのはベテランオルガニストの公開セミナーで互いに生徒として指導を受けた時である
席が隣同士になり挨拶
私と同じ年齢と知って、図々しくも住所を交換
毎年年賀状で前年に習得した曲を教えてもらうことにした
オルガンは師匠と一対一で指導を受けるので、
他の生徒さんと会う機会がほとんどない
私も刺激が欲しくてお願いしたが、後から彼女はコンサートで演奏するほどの腕前だと知った
今年の年賀状には昨年ソロ・コンサートで演奏したことと、
今年はゆっくりとした気持ちでオルガンを楽しみたいとあり、
具体的な曲名などは記されていなかった
個人的には親しくないけれど、このような繋がりが持ててとても嬉しい
私も今年もオルガンと向き合っていこうという気持ちの高まりを感じる
今年最初の針仕事
今日膝が寒いので押し入れからひざ掛けを探した
そこで数年前実家の姉が持ってきた亡き母のひざ掛けを見つけたが、
クリーニングの袋から出すと真ん中に穴が空いているではないか
そこでうちにある同系統の毛糸で繕ってみた
60代を過ぎた亡き母が30年以上前に残り毛糸で編んだひざ掛け
大きさからもしかしたら孫用の毛布として編んだものかもしれない
夕方になってリバーシブルになっていることに気がついた
あらま〜、驚き! (・o・)
ピエロの衣装みたい!こちらから編み始めたのね(笑)
今年も年頭から様々な思いに浸るが、
この世界に一枚だけのひざ掛けに温められて新たな一年をスタートさせよう!