昨日の夕ごはん
焼き鮭、イクラの醤油漬け、豚汁、おからの炒り煮、ほうれん草の胡麻和え、九穀米入りご飯
イクラの塩漬けが生臭く感じたので酒と醤油を入れたら、
私が大好きな味になった
一昨日おからパウダーで作った炒り煮も昨日よりも美味しくなっていた
処分しないで良かった〜
不可解なお客人のその後
昨日ゲストから何の連絡もないまま朝を迎えた
来る来ないにかかわらず、昼食の準備に取り掛かる
仲間うちでは「これは来ないね」という結論に達していた時、
なんと集合場所にゲストがいらしたと連絡が入った!
それもご夫妻で!
名前と経歴しかわからないゲスト
しかし、正直言ってこちらの心象は良くない
私は、直前までなんの連絡もよこさぬことに対する苛立ちを隠すのに必死だった
一体なにがあったというのだろう
開始時間直前に事情を聞いた人によると、
こちらに何度か電話をしたが留守だったと言っていたらしい
いない時は留守電モードにしているのでメッセージを残してくれたら、
こんなに心配しなかったのに、、と残念に思った
集会が始まった
ちらりとゲストを見ると、政治評論家の竹村健一さん、あるいはトランプ大統領のようなヘアスタイル
個性的だ
奥様は小柄でぽっちゃりの癒やし系
出会いに問題があったので私の印象は悪かったが、
話しを聞いているうちにとても正直で謙遜な印象が残っていった
そして奥様
ご自分の弱さを正直にお話になるその姿に親しみをもった
二時間ほどのミーティングが終わり昼食の時間になった
私はお二人が米国に出国なさる門出を祝って赤飯を炊き、
あとは活きの良いすり身で汁物を作ったので、
これでお祝いをしたいと述べた
ランチタイムではご夫妻と親しくお話をすることができた
還暦を過ぎたご夫妻だが、
若い頃何年間か駐在員として米国で生活した経験があると聞き、
この歳で新たな任務につくことを受け入れたことを納得
ちなみに我が夫に、もしこの年になって海外で仕事をしろと言われたら、
どうするかと聞くと、答えはNOであった
ご夫妻が向かうのは世界で二番目に家賃が高いと言われる大都市
しかも米国は健康保険も高いので、これから先病気のリスクのことを考えると二の足を踏む
言葉の壁もあるし、若い時ならまだしも、この歳になって移住するのは不安だ
このご夫妻のお子さんは全員自立されていて、介護するご両親もいない
いろんな条件が整い、最後のチャンスで決断したのだろう
私も色々な質問をしてみたが、特に奥様がとても壁を感じない方で共感
お別れが名残惜しく、ご夫妻の姿が見えなくなるまで手を振って見送った
お二人の姿を拝見しなから、
私が彼らの上に立つような態度で彼らを迎えていたことを恥じた
先日、半身不随になった女性を見舞った時、
彼女から弱くなった時にいかに自分が高慢だったのか思い知ったという話しを聞いて、
人と接するときは相手の立場を理解し、
もしその人より自分が優位に立つのなら尚更その人より身を低くすることを教えられた
それなのに、今回相手と初めに行き違いがあった時、
私は相手に苛立ち、受け入れたくない思いになった
幸いご夫妻が私にとって良い人と思える人だったので良かったが、
そうでなければ、失礼な態度をとったかもしれない
私の中にそんな弱さを感じた
相手が愛しにくいタイプの人でも、受け入れるようになりたいが、
まだまだ時間がかかりそうだ
自分はまだまだ未熟
それがわかる機会が与えられたということで、
今日の日を覚えておこう
このご夫妻とはこれから新たな繋がりが始まるだろう
今日はとても良い一日だった