死を免れ生還した女性の言葉


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昨日の夕ごはん

大豆たっぷりミートソーススパゲッティ、りんご

終日仕事だと言うのに、ご飯の炊飯予約の準備をするのを失念

スパにしようか冷凍うどんにしようか迷った結果、

ひき肉の残りがあったのでミートソースに決定

しかし、肉があまりにも少ないので茹で大豆の冷凍を解凍して投入

トマト缶を入れようと食品庫を開けたら、キャンベルのミネストローネの缶詰があったので、

それをも入れて味見

それだけでは味が薄かったのでトマト缶も入れ、コンソメもいれ、、、、と、

あれこれ入れているうちに制御不能に、、、

非常に疲れていたので味を極める気力もなく、

なんだかピンぼけの味となってしまった (´;ω;`)

まだ残っているので、もう少し味を濃くしてオムレツの具にしようかな

昨日感じたこと

今朝起きるとまたしてもけっこうな雪が積もっている!

しかも、夫が入院中に降った雪と違い湿り気を帯びてとても重い

夫は退院してから何事もなく過ごしているけれど、

夫一人にこの雪を任せるのはしのびないので、

朝食をしっかり採って先ず私が先発隊として出動!

途中、夫も参加してから30分ほど作業して除雪隊解散

汗をどっぷりとかいたので即シャワー

こんなに激しい運動をしたが昨日の疲れに比べると、なんてことはない

昨日は夕食後すぐに後片付けをする気力もなく、

リビングのソファーに横になったら夫が茶碗を洗いテーブルの上を片付けてくれた

夫の目からみても私の疲れ方は尋常ではなかったのだろう

なぜ、あんなに疲れたのかと考えてみた

午前中はまだ身体を動かす作業なのでどうということもなかった

問題は午後だ

昼食時からずっと休み無く次々と4つのミーティングが続いた

全神経を集中して聴いていた

この疲れがたまりピークに達しのだろうと思う

しかし、疲れたとはいえ、中身の濃い一日だった

前々回のブログで親友から聞いた豪華客船での体験を記した

前回書ききれなかったことがあるので、今日はそこから書こうと思う

親友をイジメた「フラメンコおばさま」だが、

親友はいじめられた理由としてもうひとつ理由を言っていた

親友夫婦とフラメンコおばさま夫妻はともに豪華客船のトップクラスの客室に滞在していた

豪華客船ではドレスコードも指定されている

そこで頻繁に行われるパーティではお客人のファッションも楽しみのひとつ

特にセレブのお客人は互いのファッションに敏感であったという

私が親友から見せてもらった写真にも、最高に着飾ったお客人らが写っていた

そこに写っていたフラメンコおばさまは日本人離れした派手なお顔立ち

洋装が映える華やかな印象だ

一方親友は着物を千枚以上持っているくらい着物好き

特に海外では日本を意識して和服を中心に装う

海外で着物を着ると外国人の注目を集めるのも計算済み

もちろん、洋装も怠り無い

出発直前、親友の家に遊びに行った時、リビングの真ん中に見慣れないオブジェがあるので、

近くに寄って驚いた

なんとそれはロングパニエ入りのドレスだった

ロングパニエ
画像お借りしました

親友が豪華客船のパーティで着るために購入したドレスをみてため息

私がそのドレスの値段を聞くと、

親友は「それがね、バーゲンで半額だったの」と言った

そのドレスは半額でも50万円と知って、

更に豪華客船での旅の華やかさに驚いたものだ

とまあ、そのように豪華客船内ではそのような世界が繰り広げられていると聞いていたが、

イジメの原因は、他のお客様の注目を浴びる親友に、

同クラスに滞在するフラメンコおばさまが嫉妬したのでは、、、との親友の推測にある意味納得

フラメンコおばさまは容姿が美しいだけに、

自分以上に目立つ存在がいることが受け入れられなかったとも考えられる

親友の話しを聞いてセレブにはセレブの悩みがあるのだとしみじみ思った

話しを私に戻そう

私が昨日、最後に会ったのは昨年自宅で倒れ3日目に発見され死を免れた女性であった

ひとり暮らしをしていたので、突然発作に襲われたが助けを呼ぶことも出来ず、

奇跡的に近所の人によって助けられた経験をした女性

昨日は病院を訪問しての3回目の面談日だった

車椅子で半身不随の姿で私たちを待っていた彼女が私に話した言葉で最も印象に残った言葉を記そう

「私は三日目に死の淵から助け出された時、

これからは今までの私ではなく新しい自分になると誓いました

私はそれまで人を妬んだり、時には相手の足を引っ張ることもしました

でも、死から生かされたと知った時、そんな思いから解放されたいと強く願ったのです

私は二度と人を羨んだりしません

今こうして死ぬべき身体を生かしてもらったのですから

それからは不思議なことに、

穏やかな気持ちで過ごしています

人から不快なことを言われても、とても小さなことに感じられて、

以前のように腹も立たなくなりました」

フラメンコおばさんの話しを聞いた時、

どんなに恵まれた環境にいても自分に無いものを見た時人は妬むものだと知った

しかし、一方でこの半身不随で生還した女性は、

死の淵を通って初めて嫉妬から解放されたと言った

それを聞いて私はニンゲンというものに希望を抱いた

生かされているという感謝の思いに満たされた時、

人はその他のことはどうでも良くなるのかもしれない

人は最期は裸で死ぬ

何も持って行くことは出来ないのだ

自分はどんなことに心を向けているか

目に見えるモノか見えないモノか

死から生還したした人の言葉は重く、私の心を打った

昨夜は非常に忙しかったが、人生を深く考える一日であった


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