親の介護を通して醜い己の姿に向き合い号泣


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今日親しい友人らと会った

50代Aさん

数ヶ月前から認知症を患った実母と同居

先月やっと実母に介護認定が出て先日グループホームへ転居した

実母と同居してからは、目が離せないので、

私たちと会うこともなく過ぎていた

今回その間の詳しい話を聞いたのだが、

Aさん
Aさん

母さんを施設に入れてから放心状態

母さんがいなくなった後、

母さんが使っていたコップを見ても、

辛かったことが思い出されて、

食器も何もかも残っているものは全て捨てたの

でも、そんな自分がまた嫌で、

悲しくなる

と告白

すると、側にいた実父を介護した経験のあるBさんが、

Bさん
Bさん

わかるわ

家で家族が介護は辛いよね

私も介護のことは何もわからないまま介護して、

排泄の介助の時とか泣きそうになったわ

施設に入居してからも、

「水が飲みたい」というけれど誤嚥が怖くて許可が出ず、

ゼリーをあげようとしても「水が飲みたい」と言われ、

口の中はカラカラに乾燥していて、

飲ませられないのが辛かった

水も飲めないほど弱っても生きなければならない姿を見るのも苦しかった

と、当時の様子を詳しく話してくれた

すると、それを聞いていたCさんの目から、

突然涙が堰を切ったように流れ、

マスクの下から嗚咽が洩れ、

とうとう肩を震わせ泣いた

Cさんは現在海外で暮らすご主人と離れ、

当地で実母を介護している

もうご主人とは10ヶ月も会っていない

実父を20代で亡くし寂しい思いをしてきたので、

苦労をした実母は最期まで自分が看ると決めている

だが、その実母に時には心無い言葉をぶつけてしまい、

「私はこんなにもひどい人間なのか」と、

落ち込んでいた

今回他の友人の話を聞いて、

そんな自分の姿が重なり、

友人の悲しみに共鳴したのだと、

気持ちが落ち着いてから話してくれた

その場にいた全員、

親の介護を経験している

皆共通して抱えているのは、

親に対して時に優しくできなかったという悔恨

精一杯やった

これ以上できない限界まで・・・

けれども、

終えてみると、

怒りをコントロールできなかった場面を思い出し、

自分の発したキツイ言葉に苦しむ

そういった私たちが、

今日集まって慰め、

「よく頑張ったよ」と労うことで心が少し軽くなった

皆帰る時、口々に、

「私たちは絶対に子どもたちに介護させたくない」

「子どもより他人に介護してもらった方が良い」

と語った

実の親子だけに、

直接介護するのは苦しすぎる

こうなると自立できなくなるまで長生きしたくない

けれども、こればかりは自分でどうなるものでもない

皆将来の不安を抱えながら、

帰途に着いた

長生きすることに恐れを感じる時代になった

出来ることなら、程々の長さで生を終えたい

これが皆の一致した願いであった

今日の夕ごはん

ほっけ

厚揚げと小松菜の生姜炒め

ナスとピーマンの味噌炒め

大根と揚げの味噌汁

毎日愛用、使いやすいナイフ


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