昨日の夕ごはん
豚肉のソテー、ピリ辛白菜、ひじきの煮物、キャベツと揚げの味噌汁、ご飯
白菜の一品はピリ辛白菜
白菜のウマウマと似ている
塩水でしなっとさせた白菜をよく絞り、醤油、砂糖、酢、長ネギ、生姜の千切りと合わせ、
煙が出るほど熱したごま油と唐辛子を合わせた油を最後にジュッとかける
こちらも美味しかった
おせち料理を作る気持ちにならない
そろそろおせち料理をどうするか考えねばならぬ時が迫ってきた
今年はどうもおせちに関してやる気がでない
一ヶ月ほど前、
友人からボラ会場近くの食事処でおせちの受付をしていることを聞いた
60代の女性がひとりで切り盛りしているお店で、
お客は高齢者中心
初めて入った時はお客人の平均年齢が80歳くらいで、
一瞬高齢者施設の食堂に入ったかとたじろいだ
しかし、ランチを頂いてみると、どれも薄味で私好み
その店のおせちなら、どれも口に合うだろうと思われた
値段も一人分で1万円
友人は申し込んだと言っていたので、
私もどうしようかと迷ったが、
結局今回も自分で作ることにした
そして、昨日何を作るか計画を立てようとしたが、
黒豆、紅白なます、伊達巻、きんとん、
うま煮、きんぴらごぼうと書いたところで、
その先メニューが浮かばない
そこで料理本をあれこれ見たけれど、
どうにもやる気がでない
かと言って夫はスーパーのお惣菜が嫌いだから、
それを買って済ませるわけにもいかない
結局、メインはその時の様子をみて準備することになると思う
それにしても今年ほど年末を意識しないで過ごしたことはない
必要最小限の買い物以外出かけず、人とも接しないからだろか
それにこの状況下で新年を祝う気持ちにもならない
年末、買い出しに行くのも、人混みに入ることを考えると恐怖だ
友人らの話しを聞くと、
こんなに感染が拡大しているのに、
友人の娘さんたちはほぼ全員、大都市の感染拡大地域から当地に帰省している
その様子を聞くと、
正月が終わったら当地で医療崩壊が更に進むと思わざるを得ない
なぜ親は「今は来るな」と強く言えないのだろう
せっかくの休みなので親元に帰り、
親に甘えて休みたいのかもしれないけれど、
ワクチンが皆に行き渡るまでもうしばらく辛抱できないのだろうかと思ってしまう
ともかく、私の周りではそのような状況なので、
こちらが慎重に行動するしかない
今年のおせちはいつも以上に地味になると思うけれど、
こうして正月を迎えることなくコロナで逝った人もいることを思えば、
正月を迎える準備ができることだけでも感謝なこと
ドナルド・キーンさんの本を読んでいたら、
第二次世界大戦で亡くなった日本軍兵士の日記の紹介があり、
南海の孤島に流れ着いた兵士何人かが、たった13粒の大豆を分けて食べた記述を読んだとあった
コロナ禍で心が沈むが、戦時中に比べると巷に食料は溢れている
私も嘆いてばかりいないで、希望を持って生て行かねば、と恥ずかしく思った