今日の夕ごはん
鮭の酒粕漬け焼き、モロッコいんげんのサラダ、麻婆茄子、
豆腐とふのりの味噌汁、ご飯、柿
10日前に東京土産に頂いた魚久の魚を漬け込んだ酒粕を捨てるのが惜しいので、
鮭の切り身を漬けて再利用
モロッコいんげんも毎日収穫するので、食べるのに追われる
友人に会えたら食べてもらうことができるけれど、
なかなか機会がないので、茹でて冷凍することにした
ワクチン接種加速、体力の限界で治療する医師
新型コロナワクチンの対象年齢が広がり、接種が加速している
今日友人から知らせがきた
友人のご主人は息子の大学の恩師でもある
恩師はこの春から一般病院で診療を始めた
昨日は一日に120名のワクチン接種をしたが、
移動先の病院に恩師の治療を求めて患者数も増え、
昨夜帰宅後めまいで早々に休んだという
来月から一日に240人のワクチン接種予約が入っているので、
これから先、体調が守られるかと不安な様子だった
こうして体力の限界を感じながらも、
毎日診察にあたる医療従事者によって、感染者数が抑えられていることを思う
週5日デリバリーで生きる息子一家
先日、息子とテレビ電話で話した
お嫁さんは今年出産予定
息子はコロナ患者さんの治療にもあたっているので、
息子や家族が感染しないか不安ではないかと聞いた
すると息子は、緊急事態宣言になってからは、
食品の買い物も最低限にしているそうで、
週に5日はデリバリーで食事を運んでもらっていると言っていた
息子の電話は、孫の食事風景を見せるシーンが多く、
いつもプラのケースに入ったおかずが並んでいるので気になっていたが、
妊娠中のお嫁さんへの感染を心配して、
人混みに入らぬよう、買い物も控え、
デリバリーで済ませていることを知った
デリバリーシステムが整っていなかったら、
毎日の食事もどうなっていたか
コロナ禍にあって、様々な職業の人に支えられて生活できることに感謝
あと数ヶ月、感染から守られ無事出産を迎えて欲しい
テレワークで持病悪化うつ病併発
今日話した親しい友人から
彼女の娘婿がうつ病になったことを聞いた
二ヶ月前に第二子が生まれ、
喜びに満たされているとばかり思っていたのに、
なぜうつ病になったのか・・・
話しを聞くと、これもコロナの影響だった
娘婿の会社もリモートとなり、自宅での仕事が中心となった
自粛規制も厳しくなり、
趣味の自転車トレーニングも思うように出来ない状況が続き、
持病の腰痛に苦しむように・・・
我慢が出来ずに診察を受けると椎間板ヘルニアと診断
即、手術となった
手術は友人の娘である妻が出産のため実家に帰省する時期と重なり、
彼は一人で入院、手術を受けたという
コロナで友人の見舞いも限定されている
彼は退院したが、妻は里帰り出産で留守
彼の母も家族の介護で彼の世話もできない
結局、彼は退院後も一人で身の回りのことを頑張り耐えた
しばらくして、
友人が出産を終えた娘とともに娘婿の家に戻ると、
彼の様子が以前と全く違うことに気がついた
食欲もなく、感情表現も乏しい
何をするのも大変そうだ
そこで心療内科での診察を勧めたところ、
うつ病と診断された
コロナ禍でなかったら、
友人が娘夫婦の家へ行き、出産の手伝いをした
今回、苦渋の決断で娘を里帰り出産させたのは、
娘の住む東京で感染が爆発的に広がっていたからである
救急搬送を依頼しても断られる事態となっていたので、
万が一のことを考え地元で出産することを選択したのは正しかったと思う
しかし、まさか娘婿が手術を受けその後うつ病を発症するとは・・・
想定外の出来事に友人は戸惑うばかりだ
核家族が主流の今、コロナ禍で家族一人にケアが必要になった時、
更にもう一人ケアが必要になる状況になったら、
一気に状況が悪化する
ましてや、それがコロナに感染したとなったら、
外部の助けは借りられないので、
感染した者同士でなんとかしなければならない
同じ今という時を過ごしていても、
人によって、まったく別の世界を生きているが、
コロナ禍になって、
誰しもが表と裏が一瞬にしてひっくり返る可能性を抱えて生きていることを、
身を持って感じるようになった
人は危うさの中で奇跡的に今日一日を生きているのかもしれない