息子に問題を投げかけたまま亡くなった人/主を失った家を前に


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今日の夕ごはん

青椒肉絲、春雨の中華サラダ、ほうれん草と豆腐の味噌汁、柿

柔らかい牛肉で青椒肉絲

とても簡単にできた

レシピはコチラのサイト

クラシルのレシピ(こちらは豚肉バージョン)

主を失った家を前に

今日も朝から快晴

今週は通院・通勤と予定が入っているので、

大きな家仕事は今日頑張ることにした

朝から夫と私の寝具を取り替え、洗濯

朝食後、すぐに庭に出て枯れた草花を刈り取って整備

雪虫が飛んでいるので、玄関前の寄植えも撤去

昨年は10月15日に撤去したが、

今年は息子に見てもらいたくて時期をずらした

昨年、とても寒い日に撤去したので、

プランターを洗わずに片付けてしまった

今年は全て丁寧に水洗いして乾燥させてから片付けた

午後からは、家周りの道路の草取り

今日一日で45Lのゴミ袋6個分の枝葉草を取ったので、

しまいには老女のように腰が曲がってしまった

50代になってこの家に戻った時、

庭仕事をして随分年を取ったことを実感したが、

60代になると気力はあるが、もう身体がついていかない

それでも、お隣の敷地前の道路の雑草が、

伸び放題になっていたので、曲がった腰のまま草むしり

お隣は今年夏に奥様が突然亡くなり、

直後ご主人もいなくなってしまい無人となった

奥様と親しかったご近所の方がお参りしたくても出来ないのか、

誰かが玄関前に寄植えを飾った

それを見て、私も寄植えを一鉢置かせてもらったが、

それも寒さが続き花が終わっていたので、撤去した

奥様の家の庭には秋明菊がピンクと白の花を咲かせている

私の庭の秋明菊はとうに終わったのに、

お隣のはまだ可憐な花を咲かせているのを見て、

奥様のありし日の姿を思い浮かべた

息子に問題を投げかけたまま亡くなった人

今日、文化勲章・文化功労受章者の発表があった

映え有る勲章を受章した名だたる人の名前をラジオで聞きながら、

誰にも看取られることもなく、

荒れ果てた家で一人亡くなったある男性のことが頭に浮かんだ

それは、

息子が「医師として診た患者さんの中で、

今でも忘れられない患者さん」と言った人である

詳細は記すことができないが、

その患者さんは元暴力団で、

自分の思う通りにならないと即暴力をふるい、

病院を勝手に退院してしまう問題を抱えた人であった

息子の勤務する病院に入院した時も、

病状は全く改善していないのに、退院を希望

医師らが「退院は命にかかわる」と説得したが、

勝手にタクシーをよんで退院してしまった

ところが、翌日医療ワーカーや医師が住所をたよりに様子を見に行くと、

彼は玄関の戸もしまらないようなあばら家で、

ネズミやゴキブリの死体などと共に、亡くなっていたというのである

医療従事者は容態の悪い患者さんを一人でも救おうと必死である

けれども、自らの意思で受診を拒否すると、

それ以上手出しできない

もしかしたら、本人は死を覚悟していたのかもしれないが、

彼の死を知った看護師さんは涙を流したそうだ

息子も担当ではなかったけれど、

この問題を重く受け止めた

それを聞いて、私もお隣のご夫婦のことを思った

お隣の玄関の花に水をやりに行くたびに、

奥様やご主人のちからになれることはなかったのかと考える

実際、挨拶程度しかしない間柄だったので、

どうにもならないことはわかっている

けれども、死という現実を前に、

そして、こうして荒れ果てていく家を前に、

あまりにも無力な自分に悲しくなる

息子はその男性の死が強烈で、

一生忘れないと言っていた

たった一枚の毛布にくるまって亡くなった男性は、

最期なにを思い、なにを考え亡くなったのか・・・

また、すべての人の好意を拒絶して亡くなった男性の死が、

息子に投げかけたものは何か・・・

自分ではどうにもならないことがある

無力感に打ちのめされる

けれども、その傷が、ニンゲンを謙遜にさせる

自分には出来ないことがあると認めることから、

始まることもあると信じる

秋も終わろうとしている

息子がその男性のことを忘れないように、

私もお隣の奥様のことは忘れない

来年もまた、奥様の好きだったピンクと紫と白の花を、

奥様に捧げたい


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