今日の夕ごはん
鯖味噌煮缶と野菜の味噌煮、 ナスの辛子味噌、
ほうれん草とミニトマトのごまドレ、豆腐とわかめの味噌汁
今日は夫の仕事のサポートで終日外出
帰宅後すぐに無水鍋にじゃがいも、キャベツ、小松菜を入れ鯖味噌煮缶を汁ごと入れて15分蒸して完成
お料理上手な70代シニアブロガー様お勧めの一品
息子の結婚式での悔恨を夫に話したら
今日は息子の結婚記念日
息子はおめでた婚で乳児同伴で式を挙げた
あれから3年
その2ヶ月後に日本に広がり始めた新型コロナの感染拡大によって、
あの日を最後に孫に会えないことになろうとは、想像だにしなかった
今つくづく悔やむのは、
衣装を気にして孫の世話ができなかったことである
ことの発端は私の衣装をどうするかと周りに相談したことに始まる
お嫁さんの母親は黒留袖を借りて出席
当初、私は亡き母が嫁入りに持たせた黒留袖を持っていたが、
袋帯を持っていなかったので、帯だけ借りるつもりでいた
着物に詳しい私の姉に衣裳のことを話すと
黒留袖の写真をチェック
結果、私の年齢でその柄は若すぎる
それでは人様の前で恥ずかしいので、
姉自慢の黒留袖一式を貸すのでそれを着たらと勧められた
ただしそれには条件があり、
とても高価なモノなので、
赤ちゃんの汚れなどつけないように、
結婚式の時、姉が孫の守りをする
新郎の母親は挨拶周りで忙しく、
孫の子守りなどする暇は無い
貸衣装代の節約にもなる
ということだった
しかし、それを親友に話すと、
親友はせっかくお母様が貴女に作った黒留袖なのだから、
こんな時こそ着るべきでは!との意見
相反する意見を聞いて私は迷った
その後、お嫁さんの母親は1番高い貸衣装を借りると聞いて、
私は姉の衣装を借りて出席した
元々式の間はお嫁さんの母親が中心になって子守りをするということで、
孫の席もあちらの親族の席に用意されていた
姉の言うように、私と夫は式の間ほとんど参列者への挨拶に追われたが、
ほんのひと時、孫を抱く時間があった
しかし、孫を受け取ったその時、
私の頭に浮かんだのは、着物を汚してはいけないという思いだった
お嫁さんの母親は汗だくになって、
髪も乱れ、着物も着崩れるくらい、
孫の子守りを頑張っている
一方で私は、孫を抱いていても、
着物が気になってしょうがなかった
あの時、
やはり私は親友の意見を聞けば良かったのだろうか
と、帰宅途中運転しながら夫に呟いた
するとそれまで黙って聞いていた夫が言った
アナタの話を聞いて、
一番いけないことは、
自分の選択を悔いていることである
よくよく考えて決め、
もう三年経ったことを、
まだ悩んでいるのは愚かなことだ
結婚式は無事済んだのだから、
自分は一番良い選択をしたと思いなさい
頭に冷や水をかけられた思い
そう、皆の善意と努力と協力で、
素晴らしい結婚式を挙げられることができた
まず、そのことに感謝したい
孫に会いたいあまり、
「与えられた恵みを忘れ、
ないものを数えてしまったこと」に気がついた (´ω`)