あの戦禍をくぐり抜け幸せを得た女性に再会

今日の夕ごはん

豚肩ロースと新玉ねぎとにんじんとピーマンのソテー

ソテーはマキシマムで味付け

沖縄のシークワーサー胡椒をつけていただきます

爽やかな辛さが肉料理や焼き魚にも合います

新玉ねぎとトマトのマリネサラダ

ほうれん草としめじの煮浸し

豆腐とわかめの味噌汁

今日は忙しかったので20分で作った夕ごはん

今日の買い物

夕方出かけ、卵売り場を見たら全て売り切れ　

袋に入っているのはきゅうり

今日行ったスーパーは売り出しにも関わらず値段が高かった　(⌒-⌒; )

本当に食品が高くなったと感じる

予算を守るには食べる量を減らすしかないようだ

うーむ

あの戦禍をくぐり抜け幸せを得た女性に再会

今日は90代で施設に入居している女性と4ヶ月ぶりに会った

コロナが収束しないので、なかなか外出許可が下りず、

家族とも満足に会えない日々が続いていたが、

今回やっと許可が出た

私の顔を見るなり手を取って喜んでくれた

この女性と私はコロナ禍になってしまったこともあるけれど、

今まで10回も会っていないのではないかと思う

息子さん夫妻が当地に住んでいるので、

90歳になってから東京方面からはるばる当地に転居

高齢者施設に入居した

90代になって住んだことのない地に転居というのも勇気があると思うけれど、

もっと感心するのは、

誰とでも分け隔てなくすぐに親しくなるところだ

私はとてもこのように初対面の人と親しく話せない

初めはとても警戒してしまう

けれどもこの女性は、

そういう隔てを感じない

そしていつも「ありがとうございます」と感謝の言葉を口にする

なので、ほとんど誰もがこの女性に声をかけ、

すぐに友人のようになる

今日も私の手を取って、

と言われたら、

なんだか心の奥から温かいものが溢れてきて、

私も女性の手を固く握りながら話をして、

まるで母と会っているような気持ちにさえなった

彼女は息子さん夫婦と来たが、

その息子さんは先妻の子どもと後から人づてに聞いた

息子さんは70代後半の医師

けれども、今でも彼女には頭が上がらないと言っていた

お嫁さんも彼女に親切

彼女は第二次世界大戦時、

南方の激戦地で終戦を迎えた

両親やきょうだいは彼女を除いて皆目の前で亡くなった

彼女だけが奇跡的に助かり、帰国

その後、想像を絶する苦しみを経験しながら、

生き延びてきた話を聞いた

90歳過ぎてもこんなに気持ちをしっかりと持って生きている姿を見ていると、

その時不屈の精神が養われたのかと思う

この女性を見ていると、私も気持ちをしっかりせねばと思う

今日は思いがけずこの女性から元気をもらった

彼女の顔は90年のシワが深く刻まれていたけれど、

表情は少女のように生き生きとしていて、

可愛らしかった

私もこんなふうに年を重ねられたらなぁ

今日は朝から忙しかったけれど、

とても良い時間を過ごすことができた