昨日友人からLINE
最近とても塞ぎがちで心配していたが、
今回友人のきょうだいがアルコール依存症で、
生死を彷徨っていることを知った
私の友人は少ない
なのにきょうだいがアルコール依存症と診断されている人が複数いる
アルコール依存になって、
健康を損い、職も失い、家庭まで崩壊という人がほとんど
依存となったきょうだいのために、
友人らも側で生活を支えているが、
親の介護をしながら、
自分のきょうだいを支えるのは、
非常に困難
私の母方の祖父はアルコール依存で、
母がまだ小学生の時に亡くなった
それからはずっと家の仕事を手伝い、
米櫃の米を数えながら生活したと母が嘆いていたのを、
幼い時から聞いて育った私は、
生涯お酒を嗜まないことに決めた
夫は昨年夏まで毎晩お酒を嗜んでいた
夫は緊急時にはすぐに出勤しなければならない仕事なので、
私はお酒を飲まないよう願っていたが、
元来酒好きなので聞く耳を持たなかった
けれども、昨年夏、
深夜に出勤しなければならない事態になった時、
飲酒していたのですぐに対応できず
判断を誤って周りに心配をかけたことで、
やっとお酒を止める決心をした
それまでも浴びるほど飲んでいたわけではない
だが、酒は酒
一口でも飲んだら飲酒となる
夫が完全に退職したらまた酒を飲むだろうが、
私はこのまま飲まないでいてくれたらと思う
アルコール依存になった人だって、
初めは自分の人生がこれほど狂うことになるとは思っていなかったはずだ
少しづつ少しづつ人生を狂わせる
それがアルコールの怖さだと思う
夫がアルコールをやめてから、
食後の会話が激減
食事を終えたらすぐに自室に篭るようになった
けれども私はそれでも良いと思っている
アルコールの力を借りなければ、
会話が楽しめないのであれば、
それだけの夫婦だったのだ
一人のニンゲンがアルコール依存になる
その配偶者、子ども、親、きょうだい
皆の人生が狂いだす
私の祖父は飲んだくれて道端で亡くなったと聞いている
その祖父の血が私にも流れている
そして息子にも孫にも受け継がれている
それを思うと、
私は、私だけでも生涯お酒を嗜まず、
祖父の魂のために祈り続けたい
今日の夕ごはん
鳥手羽元と大根の煮物
きゅうりとツナのマヨネーズ和え
キャベツと揚げとエノキの味噌汁
Amazon初売りセールは今日まで