先日友人と会った
私が
来年で年賀状仕舞いしようと思っているの
というと、
彼女は深いため息と共に
年賀状ね・・・・
私もある女性にもう出すのを止めることにしたの
と言ってその「ある女性」について語り出した
その「ある女性」は友人の子どもの家庭教師だった
彼女と知り合ったとき、
彼女の両親はすでに鬼籍に入り天涯孤独の身の上だった
2度目の結婚の時、
彼女は友人を相手の両親に「親代わり」として紹介した
紹介された場で友人は彼女が夫となる人の両親に、
先の結婚を隠していることを知った
最初の結婚相手との間には子供が一人いる
友人は動揺したが、
その場で彼女を嗜めるわけにもいかず・・・
こんな嘘が通るわけもなく、
彼女が再婚して6年ほどたったとき彼女の嘘が発覚
友人の元へ二番目の夫の母親から問い合わせがきた
友人は正直に事実を話した
すると今度は、
彼女から
あなたは私のお姑に私の悪口を言いましたね
と電話がきて、
真実を話したことを非難されたという
それで先の
年賀状をもう出さないという結論に至ったのだが、
私がやりきれない思いになったのは、
この彼女がいわゆるこの世の成功者となったと聞いたからである
詳しいことは省くが、
彼女の嘘は最初の結婚のことだけではなく、
友人に話した出生にまつわる話も嘘
友人を都合よく「親代わり」と紹介したのも、
再婚相手の家柄とつり合わせようと図ってのこと
最初の夫との間の子どもの養育に関することでも、
最初の夫に嘘をついた
その後もお金に関することで、
嘘を言って他所からお金を引き出そうとした
何もかも嘘
一番深刻なのは、
彼女が嘘を言ったことをまるで反省していないこと
嘘を正した友人を非難するなど、
人としてあるまじき行動だ
そこまでして世の成功者となりたいのだろうか
松本清張の小説には、
悪どい人が次々と登場するが、
実際にこのような人がいると聞いて、
衝撃を受けた
一体この女性はどのようにして、
平気で嘘をつくニンゲンになったのだろうか
幼少期の生育歴を聞いて、
大きなコンプレックスを抱いて成長したと感じた
人の心は複雑だ
友人の話を聞いて、
ニンゲンの心の闇を見た思い
そして・・・・
彼女を非難するのは簡単だが、
その闇の深さ大きさは違えども、
ニンゲンに生まれた以上、
誰もが皆抱えている闇ということが一番恐ろしい
今日の夕ごはん
ロールキャベツ
マカロニサラダ
10年以上使ったドライヤーが壊れたので、
買い替え
軽くて使いやすく気に入りました( ◠‿◠ )