親の介護を放棄した兄が25年を経て謝罪


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今日は2ヶ月ぶりに友人お菊さん(仮名)と会った

お菊さんは70代前半

結婚生活40数年

その間、実母と義父を看取った

実母は30代の頃からリューマチを患い、

亡くなるまでの15年は、お菊さんが自宅に呼び寄せ、

ヘルパーさんの助けを借りて介護

お菊さんには2歳上の兄が一人

お菊さんの自宅側に家族で住んでいたが、

実母の介護は一切放棄

お菊さんの義父母に支援も必要となり、

介護に限界を感じて兄に助けを求めたが、

それでも介護を手伝おうとはしなかった

そればかりでなく、

実母が亡くなった時には、

遺産も当たり前のように受け取り、

感謝の言葉もなかった

そんな兄なので、

実母が亡くなってからは親戚付き合いもなく、

年賀状のやり取りのみの付き合いとなっていた

私とお菊さんの付き合いはもう30年になるが、

この話を何度お菊さんから聞いたがしれない

この話をするとき、彼女の眉間には深く皺が刻まれ、

身体が小刻みに震える

そんなお菊さんを見て、

私は彼女の兄に対する恨みが年月を経ても消えないことを知った

その兄が、

先月地元の家を引き払い、

遠い地へ転居することになり、

夫婦でお菊さんに挨拶に来て、

お菊さんの前で深々と頭を下げ、

母親の介護が必要なとき、

何の手助けもしなかったことを詫びた

お菊さんは、その言葉を聞いて、

恨みが晴れたどころか、

実母が亡くなって25年

兄はずっとそのことに苦しんでいたことを知り、

憐れみの情を覚えたという

私もこの夏、

夫の兄嫁と義姉の諍いを目の当たりにした

お菊さんきょうだいは、実母が亡くなって25年目に和解した

一方、夫のきょうだいは実母が亡くなって9年で決裂

私のきょうだいも長姉が私たち妹たちと縁を切ったが、

きょうだい憎み合う関係となった原因は、

どのケースも同じ

親の介護と遺産の問題だ

お菊さんの兄が、25年経って妹に頭を下げたのは、

70代後半という年齢になり、

自分が生きている間に妹と和解し、

長年の確執から解放されたいと思ったからだろうか

私もきょうだいから投げつけられた言葉の傷が、

今もことあるごとに疼く

まだまだとても許す気持ちにならないのは、

私の人生、

まだ先があると思っているからだろうか

お菊さんから兄を許した話を聞いて、

己の器量のなさを知った

これからあとどのくらい時間が残されているのかわからないが、

この世を去る時には、

憎しみも悲しみも暗闇にあるもの全てを置いて、

身軽になって天国へと飛び立っていきたい

今日の夕ごはん

中華炒め

きゅうりとわかめの三杯酢

インゲンのサラダ

豆腐とわかめの味噌汁

普段気軽に楽しむコーヒー


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