人の趣味は色々あれど、この趣味には共感する

今、森茉莉さんの随筆を読んでいる

彼女に興味を持ち、森茉莉著「ベスト・オブ・ドッキリチャンネル」も読むことにした

更に彼女を小説にした円地文子著「廃園」も図書から借りた

これは短編

円地文子全集に載っていた

森茉莉さんは文豪森鴎外の長女

とても個性的な感性をお持ちで惹かれる

早く読みたいが、

今週は特に色々と予定が入っているので、

出先から帰ると疲れて本を読んでも眠くなる

それでも他に予約が入らなければ最長4週間借りれるので、

その期間内に読み終えるよう頑張ろうと思う

自分で本を購入すると、返却日がないのでついつい読むことを先延ばしにしてしまう

なので極力図書館から借りて読むようにしている

今日会った女性と本の話になった

叔父さんは本を買うのが大好き

子は無く、夫婦共働きなので、

欲しい本は躊躇わず購入

そのうちに家の床が抜けそうになり、

家の前に書庫を作ったが、それも溢れそうな状況

買った本を読んでいるかというとそうでもなく、

買った段階で満足

欲しい本を手に入れることで幸せな気持ちになるという

本を買うことが趣味なのだろう

その気持ち、わからぬでもない

私もベッドの横に本を積んでいると、

寝る前の楽しみを与えられたような気持ちになる

だが、悲しいことに年々読書時間が短くなる

推理小説はもう読むのを諦めた

犯人を推理しながら読むのがすっかり面倒になったのだ

なので最近は随筆ばかり

筋を追わなくて良いので、気楽だ

彼女の叔父さんも、

もう収納する場所が無くなってきたのと、

自分も年老いてきたので、

最近は少しづつ古書店に引き取ってもらっているという

読まずに終わった本ではあるが、

その本が手元に来たときに価格分の幸せは得られた

そう思って感謝して手放しているのだろう

そこにあるだけで幸せな気持ちになる本

そんな本に一冊でも多く巡り合いたい

今日の夕ごはん

とりもも肉の照り焼き丼

金時豆の煮豆

おからの炒り煮

生揚げとわかめの味噌汁