昨日の夕ごはん
牛肉と新玉ねぎの卵とじ、きゅうりとちくわの酢の物、
きんぴらごぼう、大根の味噌汁、ご飯
昨日は帰宅が遅くなり、丼ものにしようと思ったけれど、
別々に盛り付け
交通事故のトラウマを抱える女性と話した
昨日、仕事先である女性に夫の事故の話しをした
すると彼女も過去に交通事故を起こして、
同乗者にケガを負わせてしまったと話し始めた
その女性の話しはこうだ
事故を起こした日、
その日は午前中結婚式に出席、
一旦帰宅してすぐに夕方から始まるレセプションの準備に奔走
夜はその日のために、海外から招いたゲストの女性の接待で、
近郊の温泉にお連れすることになっていた
事故は、そのゲストを自分の車に乗せて、温泉地へ向かう途中起きた
慣れぬ道路で一時停止を見落とし進入したところ、
本線を走行してきた車が側面に衝突
彼女の車はスピンして住宅の塀に衝突して停止したという
彼女に大きなケガはなかったが、
後部座席に乗っていたゲストは肋骨骨折
救急車で搬送された
事故直後、後部座席のゲストは気を失った状態だったので、
運転していた彼女もパニックになったという
自分が事故を起こしてしまったのは、
その日、ひどく疲れて集中力に欠いていたこと、
また運転中ゲストと話していて注意力散漫になっていたからと分析していた
事故直後から彼女はひどく落ち込み、うつ状態に、、、
しかし、その不幸な出来事と思われた中にあって、
驚くような不思議な出来事もあった
肋骨骨折したゲストの身体を丹念に検査した時、
頭部に腫瘍が見つかった
その腫瘍は急激に成長するタイプのもので、
海外に戻る前に手術することを医師に勧められ、
日本で手術を受けることになった
保険に加入していなかったが、その費用は、交通事故の賠償金とほぼ同額で賄うことができたという
彼女は後日、そのことを知った友人から、
「今回のことは貴女にとってショックな出来事だったけれど、
ゲストはこの事故に遭ったことで重大な病が発見され、
治療を受けることができたので、
あまり自分を責めないように」と慰められたことを機に、
事故から立ち直っていったという
昨日、私は夫の運転する代車で出先に向かった
「私が運転しましょうか?」と聞いたくらい、
夫の表情は固く緊張しているのが見て取れた
夫も先の彼女同様、出来ることならもう車の運転はしたくない気持ちだと思う
昨日話しを聞いた彼女も、
ゲストが亡くなっていたら一生背負いきれない負債を抱えたことだろう
昨日は日曜日の事故の時、
夫の車に同乗していた女性にも会ってお詫びした
彼女は気丈な方なので、しっかりしていたが、
ほんとうにタイミングが悪ければ、彼女の家族に顔向けできないことになっていた
車は便利で簡単に移動が出来、楽しいけれど、
いのちを失う危険も伴っていることを忘れてはならない
車を運転する時は、どんなトラブルが起こるかわからないので、
運転に集中し、疲れた時には絶対運転しないことを肝に銘じようと思う
しかし、今回の事故も彼女の事故も、
不幸な出来事の中でもいのちが救われる場面があったことが救い
今回のことを通して、
事故のトラウマを乗り越えた女性に出会えたことに感謝