今日の夕ごはん
身欠きにしんの焼き魚、わかめの酢味噌和え、小松菜としめじとちくわの煮浸し、
ジューシーとキウイ、豆腐とわかめの味噌汁
新鮮な生わかめが手に入ったので酢味噌和えに
愛するものとの別れゆく時間
今日は街なかの仕事場へ
合間を縫ってウオーキング
今日は午後から雨の予報だったので、
仕事場まで7000歩歩くことにして、
途中下車
やはり雨でも一万歩歩こうと決めて、
昼休みもそこそこに、傘を差して3000歩
途中、夕ごはんの食材を求めてスーパーへ
買ったもの
1,245円のお買い上げ
仕事場に差し入れあり
やはり仕事場に顔を出すと家族以外の人と話す機会に恵まれる
今日は友人が午後から花を活けに来てくれた
狭い庭に植えた花を見繕って、紫の花を中心にこんなに美しく活けてくれた
このアリウムの花は、友人Mさんが植えてくれた
そのMさんも今はこの地上にいない
この花の球根を植えて数年後、
鬱病を発症して、自らのいのちを絶ってしまった
いつ会ってもとても元気で積極的
誰にでも親切な彼女が鬱病で亡くなったと知って、
友人らの間に衝撃が走った
皆、彼女のために出来ることがあつたのでは、、、と自分を責めた
私は今でもこの花をみると彼女の笑顔を思い出す
いつか天国で彼女に会ったら、
思い切り抱きしめたい
そして、何の力にもなれなかったことを心から詫びたい
アリウムの花は庭の片隅に植えられている
今年も咲いた
私は彼女の地味だが凛とした姿が重なり、彼女の在りし日を偲ぶ
昨夜はNHK らじるらじる聞き逃しのらじる文庫で、
太宰治の「葉桜と魔笛」を聴いた
いのち短い美しい妹と姉との最後のやりとり
愛するものとの別れゆく時間が感動的だった
その太宰治も最期は愛人と玉川上水に身を投げて亡くなってしまった
人のいのちは本当に儚い
けれども生きた証は、遺されたものの心の中で再び生が与えられ生き続ける
今日は雨の音を聞いて過ごしたせいか、
自らいのちを絶った人たちのことが思い出された
私も鬱的気質を持ち合わせているので、
この病でいのちを絶った人に自分を重ねる
自分がふと死の誘惑にとらわれる時、
先に亡くなったあの人、この人の姿が目に浮かび、
もう二度と会えないと知った時の悲しみに打ちのめされる
そして、その悲しみが私を死の誘惑から遠ざけていると感じる