今日の夕ごはん
回鍋肉
蒸しナスとラディッシュの柚子胡椒酢和え
小松菜の胡麻和え
豆腐と青さの味噌汁
「退職後の夫」との生活が不安
夫と待ち合わせで行き違いになったことがショックで、
昨夜は寝つきが悪かった
たった15分だけ別行動のつもりが、
倍の時間をロス
スマホを確認して持たせたのに、
ほぼ機能しなかったのだ
そもそも夫はスマホが大嫌い
その夫がLINEメールなどで私に連絡をする、
と期待したのがいけなかった
今回のことで過去の手痛い失敗を思い出した
あれはもう20年以上前のこと
私たち夫婦は珍しく二人で駅前の大きな家電店に出かけた
夫と私の見たい売り場が異なっていたので別行動を取ることにして、
落ち合う時間を決め店内で待ち合わせることにした
私たちが立っていた背後にマクドナルドの店があったので、
じゃ、30分後にマックの前で会おうね
と言った
夫は了解
ところが30分後、マックの前で待っていたが夫は現れない
当時二人とも携帯を持っていなかった
しばらく待っても来ないので、
次第に焦ってきた
私はその場を動かないポリシーなので、
耐えて待っているとやっと夫が現れた
なぜこんなに待たせたのかと聞くと、
私こそ、Macの売り場の前で待っていたのに、君が来ないから探した
というではないか
そのフロアにはパソコン売り場もあって、
夫はパソコンを見に来ていたので、
マックと聞いてアップルコンピューターのMacを連想したのだった
私の頭ではマックといえばマクドナルド
しかも私の目の前にその看板が見えていたので、
それしか思いつかなかった
いずれにせよ、夫と私では言葉の連想も全く違う
思考の言語が違うのだ
なので待ち合わせ一つにしても、
非常に細かく説明しなければうまくいかない
だがスマホを持つようになって、
待ち合わせに失敗することもないと思っていた
実際、友人らと待ち合わせをして失敗したことは一度もない
皆、おかしいと思ったら即スマホで確認する
しかし、夫はスマホの存在が頭から抜けている
連想することも違えば、
非常時の行動も全く違う
日常生活でトラブルにならなかったのは、
夫は職場、私は家というように、
別々にいても常に片方の居場所が決まっていることが多かったからだと思う
しかし、これから退職したら、
今までのパターンとは変わるので、
互いの思い込みによるすれ違いのストレスが多発すると感じる
夫がスマホを利用しないとなると、
連絡方法は何か
書き置きか、張り紙か
アナログ人間の対処法を考えねばならないだろう
今回は住み慣れた土地での行き違いだったのでまだ良かった
これが旅先、特に海外だと非常に困る
なので夫とは旅行したくない感情が先行する
本当にスマホさえ使いこなしてくれたら、
こんなに苦労することはないのに・・・と恨めしく思うけれど、
昭和の頑固親父なので死ぬまで変わらないだろう
私もそんな夫を受け入れて老後を迎える覚悟をしたい